岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

伊吹山の登山路が大雨でひどいことに。

2022-08-30 02:32:24 | Y21山の会と、ハイキング

滋賀県では7月、8月と続けて豪雨に襲われています。

伊吹山もその被害を大きく受けていました。

登山路は西側(琵琶湖側)です。

かつてはスキー場もあり開発が進んでいましたが、今は無人地帯になってしまっています。

では、頂上から下ります。

山麓が見えています。

6合目までリフトがありました。3合目にはホテルも。

樹々はありません。白っぽい石や岩が見えます。石灰岩です。雨のためむき出しになっています。

8合目あたりです。崩れています。

地元の方が土砂の流れ止めを造られています。

修復に関わっている人々。7月に工事を始めたが8月の豪雨でまた破壊されたそうです。

登山道が深くえぐられています。

大量の土砂が流れたことがわかります。

 

白く見える石灰石は地中に埋まっていたものでしょう。

修復中ですが崩壊の規模が大きすぎて大変そうです。

至る所に豪雨の爪痕があります。

斜面の白いラインは雨が流れたために地中の石が地表に現れたためです。

樹々が少ない斜面のため全面的に水が流れたように思えます。

頂上付近を見上げます。

土砂が流れて地中の石が露出したことがわかります。

6合目の避難小屋まで降りてきました。

小屋も土石流に襲われています。

5合目あたりは樹々が大きく土砂も止まっています。

やはり森林が土砂を防いでいます。

頂上から5合目までの被害です。

山が長い時間を経て崩壊することは理解していますが、こんなに短期間で崩壊が進むとはと

唖然としました。

お読みいただきありがとうございました。

 

💛ウクライナに平和を💛


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