主治医のいる総合病院はいつも混んでいます。
もちろん高齢者の方が中心です。
見るとはなしに見ていると足の悪い方が多い。
杖を使っている人も多い。
そして足が細いという印象です。
若い時は、歩くことは当たり前のことと思うけど、
歩行ということは実は大変な動作なのですね。
筋力はもちろんバランスも必要。
歩行には一人一人癖があって、年を重ねれば重ねるほどその癖が目立つようになります。
私が通っている機能回復訓練施設の利用者の方々は誠に個性的な歩行をされている。
その歩きはその人自身だといえるほど。
我が家について。
父は見守りなし歩いては困る状態です。
手すりを持っていても転倒の恐れがあります。
筋力がなくなってしまいました。
ただ骨密度が高いので転倒しても骨折には至りません。
今まではです。
母親もよく転倒しています。
こちらも骨折しません。
今のところです。
バランスが悪いのは多くの薬を飲んでいることも影響あるようです。
歳を重ねると徐々に足腰が弱くなるのは致し方ないことです。
筋力は、ある年代から急激に低下します。
個人差がありますが、70代くらいでしょうか。
それまでは比較的緩やかに低下するので、気がついたら、一気に低下していたということになります。
できることはその下降カーブを少しでも先延ばしにしたいですね。
もちろん筋力だけではなく、関節の痛みが出てくることで運動が制限されることもあります。
母は腰椎が変形していることが足の痛みに繋がっています。
少し長い歩行は痛みに繋がります。
高齢者の「下肢機能アップ」って、なかなか難しいことだと思います。