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日曜日の夜からこのブログにアクセスする人が急激に増えた。
2日間程度だったけれど。
なぜか。
『龍馬傳』のお元(長崎の芸子)について知りたい人々がブログを探していたのだ。
しかし、このブログでお元について書いたのはかなり前。
それも短い文章だった。
詠まれた方は失望されたに違いない。
このことでわかるのは、『龍馬傳』のお元について、多くの視聴者が興味を持ったことだ。
龍馬に長崎にお元という愛人に近い人がいたという話は事実だろう。
それ自体、べつに驚くことではないと思うのだが、
そのお元が隠れキリシタンであり龍馬の口添えで英国へ脱出するという設定は
筋書きとして注目されたのだろう。
お元役の蒼井優の役作りもすぐれていた。
幕末、長崎。エキゾチックな風景と風俗、250年に渡る秘された異教、
新しき日本への胎動。
時空間に人々が遊べる要素が多い。
自らの信念を貫くために異国に渡るお元。
彼女のように日本から脱出したキリスト教者は、徳川幕府が始まる17世紀前半に多く見られた。
幕末では聞いたことはない。
明治になってもキリスト教排斥の動きは残った。
日本人宣教師による日本再伝道は新島襄に始まる。
※岡山市京山。左手の四角い建造物はソーラーパネル。新設された。