蒸し暑いですね。気だるい日々が続きます。
友人の中には体調不良の方も多いようです。
いつもの年に比べてもそう思います。
コロナの流行が収まったのかどうかもよくわかりません(直近4週間で2800人が死亡)。
こまかなデータはもう出てきませんから。
ただ身近な人がかかってしんどい思いもされているということは聞きます。
先週、コロナワクチンを打ちました。
重症化を防ぐことにはつながるようです。
副反応は軽くなりました。発熱はありませんでした。
これが最後の注射になるかもしれません。
大江健三郎さんの本は折りに触れ読み直しておいてほうがよいと思っています。
書棚を見て、こんな本があったのだと驚きました。
『芽むしり仔撃ち』、講談社ミリオンブック昭和35年の初版(1960年)です。
価格が180円です。価格にもびっくり。
もちろん購入したのは古書店です。800円と鉛筆書きしていました。
読んだ記憶はありません。ここ1週間で143ページまで読みました。まだ終わりません。
その他にも並行して読んでいる本があります。
『自分の木の下で』2001年
『二百年の子供』2003年
の2冊です。
いずれの作品も生まれ育った谷の村を想起させる物語です。
大江健三郎氏が近代日本文学最高の作家であることは多くの方が認めるところでしょう。
かつて三島由紀夫氏が谷崎朝時代のあとは大江朝時代だといったそうですか、
なるほどと思いました。
最近、大江さんの消息を聞かないなーと思っていました。
いつか訃報を聞くことになるのでは恐れていましたが…
このようにして訃報を聞くことが多くなったと感じています。
まことに寂しいことです。
お読みいただきありがとうございます。
ウクライナに平和を!