『レミゼラブル』 半年かかって読了しました。

kndle paperwhiteを購入したのは昨年のクリスマスでしたから、もう半年以上です。
電子図書では読了までの時間が掲示されるのですが、各部８～９時間程度になっています。
『レミゼラブル』は全５部ですから、読み終わるには40～50時間はかかることになります。
もし私が文庫本で読み始めていたら、第1部さえ危ういでしょう。
19世紀の論文を読んでいるのではないか思われるような章もあり、なかなか困難は読書でした。
それでも半年かかりながら読了できたのは、電子書籍の力です。
これなくしては私は『レミゼラブル』を読み終えることはできなかったでしょう。

電子書籍が利便性を発揮するのは、通勤通学の公共交通機関の中だと思います。
紙より携帯性があり、文字サイズも変更可能です。
読んでいるページをそのまま保存できますから、リスタートが容易です。
私の読書方法は、山陽本線の列車の車内のみです。
岡山～大阪間片道３時間弱です。。
月に１～２回往復するのですが、その間読んでいました。
（最初のころは寝床で読みましたが続きませんでした）

昨日の列車の中では、私がkindleを読んでいる隣の中年男性がipad、その隣の若者はスマホを眺めていました。
一人、紙の文庫本を読んでいる女性が新鮮でした。

さて、『レミゼラブル』ですが、出版された当時（１８６０年代）の反響が語り草になっています。
世界一短い通信といわれていますね。
ユーゴーから版元へは、「？｝
それに対して版元からユーゴーに、「！｝
十分理解できますね。
売れに売れたそうです。
貧しい人々は借金してまで本を購入したと言います。

しかし、こんな超長編、よく読みましたね。
恐れ入りました。

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