岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

そうか、実家の手すりを最終設置したのは1年前だった。

2013-02-06 15:53:30 | ケアラーのために
随分と手すりをつけて、ついにこれ以上は付けようがないというまで付けたのが1年前。
当時は3~4ヶ月の使用で終わるのではないかと思っていた。
父の施設入所が近いと予想していた。

それから1年経った。父はショートを利用しながら在宅生活が継続している。

1年前に手すりを付けた時は父のためだったけれど、今は母がよく利用している。

母にポータブルトイレの購入を薦めた。
「必要はないという」母を説得した。
ところが、買ったら直ぐ利用を始め、今や必需品となっている。
住環境整備や福祉用具の導入は、本人の意向だけでは時期を失する。

本人の動作を細かく観察することで察知できる瞬間があるように思う。

今日もひとつ気がついて対処した。
ひとつの判断ミスが事故につながる場合がある。
なんどか失敗しながら学んだことである。

今日は手すりをつけていました。
父親の下肢筋力の低下が進んでいます。手すりをどんどん追加しています。今までは片手に手すりがあれば安定していたのですが、先週転倒してからは大幅に不安定になりました。足も細くなっ...

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