安部元首相による政権には資金が潤沢にあったことは確かです。
歳費、官房機密費、資金集めパーティ、企業献金、政党助成金、そしていま明らかになったパーティ・キックバック。
安部氏はこの莫大な金を選挙や五輪招致など自らの政権に有利になることに使ったのです。
金があればできることがいっぱいあるわけで、潤沢な資金のある派閥に議員が集まるのは当たり前で、
実質安部派だった細田派から安部派にいたる今まで100人以上の議員を抱えていたのは情けない話だが当然と言えるでしょう。
金が好きな議員が集まることになるので不祥事も続出し尻尾切りもしてきたけど、
今回のキックバック事件は人によっては致命的なことになるでしょう。
歳費、官房機密費、資金集めパーティ、企業献金、政党助成金に関しては問題があるものがありますが、違法ではないと思います。
しかし、資金集めパーティのキックバックが裏金になっているということが明らかになりそれも数億円規模だという。
特捜による捜査が議員秘書にまで及んでいる段階だから立件されないことは考えられないです。
ここまでくれば政権が検察に圧力をかけることは出来なさそう。
それにしてもひどい話だと思います。
政治に金がかかるという言い訳はよく聞きますが、政党によってあまりに違いすぎます。
政党助成金を受け取らない共産党のような政党もあれば、裏金まで持っており自由にお金が使える自民党のような政党。
これで選挙が公平とはとても思えないです。
日本の民主主義が危機的状態であることが誰の目にも明らかになりました。
お読みいただきありがとうございました。
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