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私はアマゾンで観ました。
思っていた以上の映画でした。
アカデミー視覚効果賞を受賞した「視覚効果」を観たいと思っていたのです。
この映画は米国で大ヒットしました。日本国内のヒットとは桁がちがいます。
この映画を観ると視覚効果の素晴らしさとともにストーリーにも力があることがわかります。
全米大ヒットの理由の大きな部分だと思います。
そして海外の業界人からは15億円という制作費の安さにも注目しています。
私もまさか15億円かと驚きました。どうしてこの金額でできるのか。ハリウッドなら20倍規模の映画だと思いました。
大谷選手の10年間契約金額をみれば米国は一桁違うなーというのもあります。
この課題も考えていきたいと思うのですが、今日は映画の中身について書いていきます。
全く予備知識なしでした。
ときは第二次世界大戦末期です。特攻機が前線の孤島に不時着したところから始まりました。その島は航空機の補給、補修を目的として部隊が駐屯していました。
主人公は特攻兵です。特攻に失敗した苦い思いを持っています。
その島にゴジラがやってきます。初代ゴジラです。
このゴジラに反撃をするのですが主人公は特攻機の機銃を撃つことができません。そのため島の兵士の多くは殺されてしまいます。主人公のトラウマはさらに深くなります。
場面は敗戦直後の東京になります。
焼け跡の東京の掘立小屋に寄せ合うように暮らす人々のなかに主人公がいます。偶然に寄り添うことになった母子ともに暮らしています。やっと見つけた仕事は日本近海に残った魚雷の掃海でした。見つけた魚雷を機銃で狙うのです。主人公は優秀な射撃手だったのでここで活躍します。
そして海上で再びゴジラに遭遇します。
パワーが増大したゴジラは東京に上陸します。
破壊される東京の風景は初代ゴジラ映画そのものです。
さて今回はどのようにゴジラに立ち向かうのか。
そこは観てのお楽しみです。
映画を観て思ったことに、この映画はスター・ウォーズを凌ぐのではないかと。
単体ではなく物語の全体性においてです。
初代ゴジラを70年前に戻り作り直すのです。
本当に楽しんで創っているのだと思いました。
アカデミーも70年間の功績にオスカーを授与してのではと思います。多分こんな安い制作費でつくるのはやめてほしいと思いながら(笑)
お読みいただきありがとうございました。
ぜひ映画をごらんください。
ガザを救え!
見出し画像はゴジラの背中みたいだった