岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

「京都・国宝展」観ました。

2017-11-24 23:30:14 | 京都・奈良

2時間待ちとか、恐ろしい話が聞こえていました。

でも見逃すわけにはいきません。

比較的空いている時間を推定。今日の3時以降の入場となりました。

30分待ちでした。我慢できる時間です。

中に入れば広大な敷地でゆったりとした気分になります。

博物館入口前でも並びますが順調に流れて合計30~40分で展示物前につきました。

日本の国宝の4分の一(210点)が集合し、4期に分かれて展示されています。

だいたい3時間ほどかかります。並んでみますから体力勝負です。

あまり前に進まないのですが、そんなに気にならないのです。

ゆっくり進むということはじっくり見ることができるということです。

大切なのは最前列にならぶことです。

間近で見ることができます。

展示品に関しては、とにかく感激・感動します。

古くは紀元前の出土品から、古墳時代、飛鳥時代から江戸時代までです。

ということは、日本という国がどのように形づくられてきたのか、

最上級の「国宝」によってたどることができました。

このような体験は通常の展示会では不可能です。

1階には仏像などが展示されています。

圧倒されました。

しかし、やはり仏像はお寺にあって庶民のための役割を務めることがよいのではないでしょうか。

博物館の仏像は魂を抜かれた様子です。

手を合わせる人もいません。

美術品でしかないのです。

もちろん、極上の美術品ですが。

とりあえず、ここまで書きました。

続いて書いていきたいと思います。


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