岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

京都にありながらインバウンドの影響が皆無の石清水八幡宮です。

2024-11-23 11:00:33 | 京都・奈良

やや自虐的ですが、静かな境内を散策中です。

展望台にやってきました。

京都市街が見渡せます。

広い展望台に10人程度の参拝者です。

右手に比叡山が見えます。その左に霞んでいるのが比良山系です。

その左に京都北山が続きます。

タモリさんが見ていた京都タワーは右の女性の傘のすぐ左です。白く見えます。

京都市街を南から展望しています。

重要な軍事拠点であり、山崎の合戦(秀吉と光秀)の形勢をうかがう適地でした。

筒井順慶が近くの洞が峠で戦局をうかがったとも言われている。

谷崎潤一郎が書いた小説『蘆刈抄』にある一節です。

「男山はあたかもその絵にあるようにまんまるな月を背中にして全山の木々の茂みびろうどのような津やをふくみ」というくだりは男山の夜景をよく表していると感心しています。濃色のビロウドがもつ秘めた光沢が感じられます。今では見ることが難しい情景です。

自筆本からの写しです。

近年の特徴は、眼下に見える京滋バイパスです。この建造物のためにかつての景観がなくなりました。

特産の竹を使った工芸品が展示されています。「竹くらぶ」というNPO法人が管理しています。

宝塔院跡です。

平安中期に建てられたものだったそうです。明治初年に廃棄されています。

残っておれば国宝級ですね。

この石段を上れば、本殿への表参道です。

オレンジのラインのように歩いてきました。下りは表参道から降ります。

工事中の南総門から本殿を望みます。

七五三参りの時期ですね。

参拝して表参道を歩きます。

エジソン碑です。男山の竹でフィラメントを作り電球の長時間点灯を可能したそうです。

バリエーションコースです。表参道から分かれて下山するコースです。

古くからある道ですが今回は表参道を下山します。

本殿に向かって振り返りました。

表参道沿いに寺院が並んでいました。

鳩茶屋です。昔は繁盛していました。

豊蔵坊跡

中坊、椿坊跡

橘坊跡

表参道沿いだけでこれだけあります。48坊は誇張ではありません。

もう少し下りれば麓です。

お読みいただきありがとうございました。

 

ウクライナと中東に平和を!



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