岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

秋の佐和山城址と彦根城

2019-10-07 21:38:53 | Y21山の会と、ハイキング

滋賀・彦根にある佐和山は石田三成の城があった山ですね。

WIKIで読むとと近江の要衝だったことがわかります。

でも、彦根城の近くにありながらあまり知られていません。

江戸時代にはすでにどのような城だったかも定かではなかったようです。

石田三成が敗れた後に井伊直政が入城しましたが、現在の彦根城ができるまでの期間使われその後は廃城になりました。

近江は井伊家の国になりましたが、石田一族を慕う人々も少なからずいたように思われます。

そこここにひっそりとその「思い」が残されています。

庶民は敗軍の将に優しいのです。

佐和山には南から登りました。

彦根駅の北側です。中央のこんもりした山です。

近江鉄道の車庫です。

 

振り返ると彦根城です。これを指呼の間と呼ぶのでしょう。

 登り口に、個人で佐和山城を作っている方の遊園があります。

手前は国道8号線です。このお城は想像の産物かも。

 

登山口からしばらく登ると、琵琶湖が眼下に見えてきました。

白波が立っています。

彦根の街も大きいですね。遠くに繖山や安土城址から湖南アルプスまで見えます。

右手、琵琶湖に浮かぶ沖ノ島です。琵琶湖の中で人が住む唯一の島です。

千貫井跡です。南妙法蓮華経 石田一揆霊位と書かれています。

石田一族を弔ったものでしょうか。

石仏でしょうか。

石垣も持ち去られたようです。

唯一残された石垣です。本丸直下です。

本丸跡です。

頂上からの眺めは素晴らしいです。正面に彦根城です。

つづく

お読みいただきありがとうございました。



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