岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

コムスン。情状酌量できないのは自業自得か。

2007-06-06 23:27:00 | 社会福祉士
コムスンの不評をよく聴くが、
やはり今年に入っての対応が信じられなかった。
まず2月、都が監査に入った時に全国の関係者に送ったファックス。
「非は都にあり」。事実無根だと明確に否定していた。
ところがその後一切連絡はない。
そして問題を指摘された事業所をどんどん廃止した。
廃止した事業所は処分できないというわけだ。
これとておかしいが、そのような解釈ができる法律ではある。

これでコムスンは他の事業所への連座を防いだつもりだったが、
ものすごーく心証を害した厚生労働省は、もっとも重い処分を
決めた。
更新不可である。
事業所は6年毎に更新をする必要があるが、それができなくなるわけだ。
そうするとどうなるか。
この会社のトップは利用者をどう考えているのか。
たぶん従業員とともに使い捨ての対象なのだろう。
(私が知っているこの会社のケアマネさんは頼りになる人だが)
あっという間に撤退してしまうのではないだろうか。

厚生労働省にとっては不正は許さないということのようだが、
ようは介護報酬の管理のため一罰百戒を科したのだろう。
これで他事業所も監査を恐れて、サービス費の削減に繋がると
いうことだろう。
そしてその意図はおおよそ達成するだろう。
事業所のひそひそ話が聞こえるようだ。

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