岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

今日もばたばたと過ぎていきました。

2015-01-16 21:30:45 | ケアラーのために
毎日、さまざまな人と話をします。
いろいろな障がいを抱えておられる方とも日々話をします。
今まであまり話をする機会のなかった心の病を抱える方や、DV被害を受けている方とも話しています。
楽しく話しています。

私自身、役に立っているかと問われれば、「まったくわかりません」と答えるしかありません。
私には話をするという程度のことしかできませんから。

世の中には越えられない壁に直面している方も大勢おられるです。
人々はいたわりあい支えあって日々を過ごしていかなくてはなりません。

むりやり仕事を終え、6時前に事務所を出て、親が住んでいるホームに向かいます。
今日は暖かそうなインナーが3割引で売っていたので購入し持参しました。
もう冬物は安くなる時期です。
でも寒さは続きます。助かります。

母に会うと、「あんた昨夜窓の外におらなんだか?声がしたからベランダに出て下を見たけどおらなんだ。」

母の部屋は6階にあります。私はどうやって昇ったのでしょうか。

母は以前からこのようなことがあります。
夢か現(うつつ)かわからないことがあるのです。
このことで怪我もしました。危うく命を落とすところでした。
昨夜はべランダから下を覗き込んでメガホンで私の名を呼んだそうです。怖いですね。
幸い、手すりが高いので何事もなかったのです。
メガホンは耳の遠い母と会話をするために使用しています。
声を張り上げなくてもいいので助かっています。

でもホームは安全です。
家では大変でした。
2階から滑り落ち、玄関の土間に落ち、家具の角でお腹を打ち、内臓の出血が止まらなかったこともありました。
「夢うつつ」というのは大変なことです。

かって「夢遊病者」という言葉がありましたが、まさに命がけの「遊び」だと思いました。

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