岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

ブログを休んでいるうちにクリスマスは終わりました。

2017-12-26 19:35:35 | ケアラーのために

ブログって、書く手が鈍ることがありますね。

23日から26日までそんな感じでした。

その間に忘年会もあったのですが、なんとか会は苦手な方だと思います。

連日、昼食時には母親の入院先の病院に訪問しています。

認知症の方が多い病室です。

12月7日に入院しましたから約3週間です。

長期の入院を看るのは初めてです。拒食症状もあり、なかなか食べないので、プリンなどを持って訪問しています。

食事してくれないことがどんなにつらいか、思い知りました。

プリンは喜んで食べてくれます。栄養のことはわかりませんが。

食事に関しては病院は融通が利きます。介護施設はほぼ完全コントロールです。

無理やりでも食べてもらおうとします。

へたをすると拒食症になってしまうのではと思います。

 

今回の入院は介護施設では困難になったからです。

私も今回、介護施設で3日間24時間介護をしましたが確かに無理でした。

相談員の方と話し合った結果、入院させることにしました。

転院すると非常に混乱してしまいます。いままでそうでした。

今回は認知症が進んでいるせいか、今まで以上に混乱してしまいました。

病院に行くときは、毎日ドキドキでした。

行くのが嫌でした。

 

入院してから2週間ぐらいしてから母親の表情が変わってきました。

環境にも、薬の調整にも順応してきたようです。

少し希望が持てました。

 

介護施設と病院ではいろいろと違います。当事者にとっても家族にとってもです。

医師や介護士や看護師の対応も違います。

病院は治療することを目的にしますが、介護施設は現状維持ができれば上々です。

病院は洗濯物持ち帰りが基本です。介護施設にはないことです。

ただ本人のことが一番わかっているのは、近くに居続ける家族ということに変わりありません。

家族の力を活かすことができればずいぶんと違います。

特に認知症の場合は、自身のことを本人の口から伝えることが困難です。

本人の行動や思考を察することができるのはやはり近くにいる家族です。

 

でも家族も無理はしないようにしなくてはなりません。

疲労すると、ぼーとすることがあり、自転車の運転も要注意になります。

正月には少し時間をもらいたいと思っています。


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