若者は残留を望み、ベテランの人々が離脱を望んだという報を聞いた。
逆でなかってよかった。
若者が離脱を望んだのなら絶望的な思いをいだいただろう。
離脱派は「独立宣言だ」というが、EUからの独立というのか。
歴史の後戻りとしか思えない。
近代の歴史を振り返ってみると日本の社会福祉は多くのことを学んできた。
19世紀のCOS,救世軍、YMCA,20世紀では社会保障法。
敵味方を区別しない看護師ナイチンゲールとカベル。
そして、ボランティア精神の歴史。
英国の歴史は、植民地支配という負の部分も多いが、学ぶべきところも多かったのだ。
でも今回の投票結果には、自己中心的過ぎると思う。
連帯という言葉を思い出してほしい。
「弱さをともに担うというボランティア・スピリット」をぜひ取り戻してほしい。