岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『臨床の砦』 夏川草介著 小学館

2024-12-26 10:16:54 | 

『臨床の砦』は医師である夏川草介氏がコロナ医療最前線の苦闘をえがいた作品です(自身の体験かどうかはわかりません)

過ぎたることを忘れるのは人間の特性ですが、コロナのこと忘れていませんか(2021年当時を描く)、あの恐怖感を忘れていませんか、と臨床の現場から問うてくる作品です。

当時の病院の最前線で悩みながらも身を削って地域医療を守る医師たちの姿がとてもリアルです。

長野県の地域感染医療を担う小病院が舞台です。

ぜひ一読ください。

 

21年1月の岩清水日記の記事です。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

ウクライナと中東に平和を!



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