岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

今月の母親の介護。

2018-08-16 14:51:20 | ケアラーのために

昨年12月に介護施設から病院に入院しました。

介護困難と言われての転院です。

施設で3日間添い寝をしました。

とても対応できませんでした。

もう無理だと判断しました。

レビー型認知症です。

病状によっては人が変わったように思えます。

難しい病気です。

一度は回復し介護施設に戻りましたが1ヶ月も続きませんでした。

再入院して現在に至ります。

今は安定している状態です。

本来の優しい性格を保っています。

一時は、訪問するごとに表情や発言が変わり、ドキドキでした。

いつも訪問時には一定のルーティン(作業)を繰り返しています。

母親も段取りを覚えています。

まず、肩と頭のマッサージを10分ほど。その後に両足のマッサージ。

爪の管理。散髪も道具持参で行います。

最後に持参したプリンを二人で分け合って食べます。

 

最近、足が痛いというので様子を見ると足先が打撲しているようでした。

看護師さんに連絡して医師に診察してもらうことになりました。

本人が適切に病状を説明することができません。

見守りが大切だと思います。

足のマッサージを始めたのは車椅子利用のため浮腫になっていたからです。

1年以上車椅子利用だったのですが、マッサージを続けているうちに、歩行器で身体を支えることができるようになり

トイレも一人で行き始めました。

私には、奇跡的なことと思えました。

股関節骨折で手術できなかったのですが、自然治癒できました。

治る時は治るものですね。

人間の身体は、とても不思議だと思います。

 

※画像は、吉備路・国分寺跡 五重塔です。


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