・、静岡と山口で行われた参議院補選の結果が出ました。
山口は、北村氏が30万を超える票(75.6%)を獲得し、予想通り圧勝しました。
対する候補は、河合氏(共産支持)で9万票を超す得票です(22.7%)。
ほぼ共産党一党でこの数字はすごくないですか。
もし立憲との連携がとれていたならば、逆転している可能性がある数字です。
投票率は、わずか36%です。棄権している人がいかに多いか。
その人たちが投票に行けば、まったく違った結果になったはずです。
圧勝に見えて、実は敵失に助けられたのです。
一方、静岡補選は、今の勢いがそのまま結果に表れました。
自民退潮がはっきりしました。
山崎氏 約65万票(47.5%)
若林氏 約60万票(44.0%)
鈴木氏 約11.6万票(8.5%)
山崎氏は立憲、国民
鈴木氏は共産支持です。
一本化できなかったにもかかわらずこの結果です。
山崎氏は県知事の支持があったと言われますが、若林氏は現職の総理大臣が2度入るという異例の応援でした。
野党が一本化すれば過半数を超える票が獲得できることを証明しました。
すぐに衆議院選挙につながるわけではありませんが、明らかに風向きが変わりました。
選挙は本当にわかりません。
投票箱の蓋が閉じるまで戦いは続きます。
具体的には31日日曜日の午後7時59分台までです。
一瞬の気のゆるみが致命的になります。
しのぎを削る選挙区が目白押しです。
とりあえず、棄権はだめです。
国政に参加できる唯一の権利であり義務を捨ててはいけません。
お読みいただきありがとうございました。