岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

朝ドラ『愛と誠』観ています。

2012-11-30 09:18:40 | 日本の仲間
最近はNHK朝ドラを観ることがが習慣になっています。
カーネーション以来でしょうか。

愛と誠』は、大阪のホテルで働いている女性の日々をコメディタッチで描いていますね。
とてもバタバタした展開なので、「朝からうるさい」という声も聞こえてきますが、
私は結構楽しみにしています。

特に最近の展開は面白い。
まず、テンポが速い上にコマ落としまでする。
出し惜しみのなさ。
連ドラによくある時間稼ぎがない。
登場人物がみんなステレオタイプ(型にはまっていて)で漫画的なのだけれど楽しめる。
(実際の人間関係でもこのタイプの人は多い。政治家でいえば、安部自民総裁などは典型だと思う)


愛には、理想のホテルがある。
それが、「おじい」と呼ぶ祖父が作ったホテルだ。
そのホテルは今は父が経営をしており、愛の理想からはどうしようもないほど落ちぶれたホテルになっている。
そのホテルを建て直したいのだが、父とけんかしている以上できない。
そこでしかたなく都会の大テルに就職して修行中なのだが、このホテルも大きいなりの問題があって、愛は不満だらけだが、自分の考えているホテルに向けて奮闘する。

愛には、誠(いとし)という主夫がある。
この主夫は内助の功の担当となる。
誠は人の心が読める。だから人に接するのが苦手。
愛をサポートすることで貢献していく。

愛は理想のホテルという目標がはっきりとある。
そのためには簡単にはあきらめない。くじけながらも。
熱意を持って人々を説得する。
かたくな人々の心(思考方法)を溶かしていく。

このように人々の心を溶かしていくストーリーに人は心が揺さぶられる。
「人は変わることができる。しかしそれは自分が変わるのであって、なんびとにも他人を変えることは出来ない」のは確かだ。

そう、愛は触媒となって、人々の心を変えていく。

これからの展開では、舘ひろしが演じる社長がどのように変わっていくかが注目される。
(舘ひろしといえば、石原プロモーションのメンバーだが、NHKで織田信長役(2006年「功名が辻)を観て驚いた記憶がある。気になる俳優だ)。

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