岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

小沢氏 過半数獲れなければ引退!

2007-07-08 12:42:02 | 国民と国会と政治
取り巻きの記者の質問を受ける形で重大発言があった。
これは自らの持てるものすべてをこの選挙に注ぐという宣言である。

責任の取り方にはさまざまあるが、これが最大の責任の取り方である。
この責任の取り方は、他の代表にはとることが出来ない。
それは立場や年齢にも関わることであるからだ。

このような身を捨てる覚悟は強い。
生半可な批判が通用しなくなるのだ。

いろいろ考えがあることではあるが、これで参院選が盛り上がることは
間違いない。
このような宣言を受けて、与党はどのように対応するかも注目である。

もっとも、党首が辞める辞めないことが選挙になんの係わりがあるか、
という正論もある。
が、しかし、選挙はその発言を含んで進んでいくのである。
小沢氏は「信念の男」という世論が、なぜか定着してきた。
国民意識調査の結果である。
安倍氏は「信頼の人」らしい。どちらも「どうか」と思う。

が、小沢氏が「信念の男」の評価を受けての次の一手として、
究極の責任をいったのだとしたら、
これはかなり手ごわい。

街角の小沢ポスターの強面の内面的サポートになるのだ。
拳固すがたの意味が明らかになったことになる。
生活維新の志士というところにつながる。

まったく賞味期限の長い稀有の政治家だ。
私の想像の外にいる政治家だ。

わからないという魅力を国民はどう評価するのか。
何かが学べる選挙になりそうだ。
選挙が1週間伸びて、冷静に考えることができるかもね。

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