北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

平成17年度の締め

2006-03-31 23:54:37 | Weblog
 いよいよ今日で平成17年度もおしまいです。春は別れと出会いの季節です。
 
【雪氷の現地検査と送別会】
 午後に苫東地区で行われている氷づくりの現地検査を行いました。氷づくりの現場といっても、既に上は断熱材と遮光シートで覆われていて、さらにそれらが風で飛ばされないようにネットがかけられていますので、氷を直接見ることはできません。

 土で出来た堤の下には排水パイプが設置されていて、雪や氷が溶けた水はパイプでそとに流れ出るようになっているのですが、まだこの時期ではそれほど多くの水がでているわけではありません。

 約3ヶ月に亘る氷づくりという実験では、現地での作業を通じて多くの知見を得ることが出来ました。例えば寒い北海道といえども、氷が安定的に成長を重ねるのは2月中旬までのことだということも分かりました。

 そこから先は日中の陽射しが強くなるために、まいた水は夜には凍っても日中に溶けるという一進一退がくりかえされるのです。

 こうした知見の積み重ねこそが明日の雪氷輸送の実現に繋がるはずです。氷の東京輸送は6月下旬の予定です。

    ※    ※    ※    ※

 夜には当課の送別会です。当課からは4月1日付をもって6名の職員が転出して行きます。

 最も遠い方は農水省へ帰る方ですが、次の赴任先はなんと私のいた掛川市の隣にある菊川市だとのこと。大地震への備えだけは心する必要がありますが、あとはお茶と日本の農村の風景を楽しんでいただきたいものです。

 皆さんの新任地でのご健勝とご活躍を心からお祈りします。さて、気持ちも新たに新しい年に向かいましょう。

コメント (3)
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