北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

お掃除三昧

2007-11-10 23:35:47 | Weblog
 いよいよ掃除の一日の始まりです。

 朝7時に起床して7時半から朝食、8時過ぎには作業の開始です。

 今回は5人での参加でしたが、我々の役回りは部屋のすす払いから窓ふき・網戸掃除、ベッドやソファを動かしての掃除、照明器具の埃払い、換気扇、トイレ回り…など、ぱっと見て見えるところから普段はなかなか目の届かないところまでをこの機会に一気に綺麗にしてしまおうというのです。

 もう大体各人が、自分の役回りを理解していて、分業で作業をこなして行きます。

 作業はまる一日かけて行うはずなのですが、今回は作業日の今日の夕方から突然お客さんが来ることになり、「ごめん、4時までに終わらせて」というのがSオーナーの要望。

 やむを得ず、休憩もカットして、15分の昼食だけで朝8時から4時までを一気に仕上げたのでした。

 食堂も綺麗にしたのですが、終わった後の夕食では、みんな(部屋のどこかに汚れがないか)という目で食堂のなかをキョロキョロしていました。まあそれだけ使命感に燃えていたということでしょう。

  

    ※    ※    ※    ※

 もっとも、さすがに時間が足りなくて手が回らなかった部分もあってちょっと心残りなところもありました。

 8年ぶりに参加した私自身も、改めていろいろな課題が見つかりました。次はより優れた道具を持参して、もっと効率的な作業に努めようと誓いも新たになりました。

 夜は夜で、各人が持参してきた地域の地酒・銘酒の飲み比べ大会となりました。同窓会もまた楽し、です。

    ※    ※    ※    ※

 「掃除とは何か」 

 この問いに私は、「掃除とは、普段目の届かないかわいそうな一隅を愛情の光で照らすこと」と考えます。そしてこの一隅を照らす作業を通じて、「細部に宿る神を見ることができる」のです。

 今回もそんな、ちょっと放っておかれた片隅がたくさん見つかりましたよ。

 
コメント
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