北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

御田植え神事

2008-05-25 23:59:32 | Weblog
 昨夜は掛川で一泊。朝から強い雨と風の悪天候です。

 昨日の結婚式以外は何の予定もなく、「No Plan」で来たのですが、掛川に来ることだけは知人に伝えてありました。

 すると「こままささん、今日東京の学生さんたちのゼミを案内する催しがあるんですがスローライフについて話をしてくれませんか?」とか、「ちょうど明日龍尾神社の御田植神事があるんだけど行きませんか?」、「ちょうど日本画の展覧会を開いているんですよ」などと、ちょうどこの週末に行われるイベントの数々に遭遇しました。

 まあ人間、お声がかかるうちが花ということですから、誘われるままに巡って歩きました。

 午前中は掛川を離れてから完成した道路やゴミの焼却施設などを見学。少しずつながらまちが移り変わっている様子がうかがえます。

    ※    ※    ※    ※

 そんななか、午後一番は龍尾神社の御田植え神事の様子を伺いに行きました。今年のお米の豊作を祈っての神事で、担当の町会の氏子の若い衆が集まって白装束に烏帽子姿で御田植えをしてくれるのです。

  

 午前中の暴風雨にもかかわらず、社殿で神事が始まってそれが終わり、田んぼに移動する頃には陽ざしも差し始め好天に変わりました。

 明るい初夏の陽ざしの中で一反五分ほどの田んぼで田植えが始まると地元のマスコミの皆さんも取材に現れました。

「今朝からの雨ならどうなることかと思いましたよ」
「こちらも、あちこちから問い合わせがありましたけど『12時半に決める』と言っていたら晴れてきましたからね。直来の準備も進めていましたから良かったです」

「これは雨が降ったらどういうやり方になるんですか」
「考えてみたら、この神事を始めてから6年目ですけど雨に当たったことがないんですよ。だから前例がないので…、まあどうしたもんですかね(笑)」

 雨を晴れに帰るとはまさに御神徳というべきでしょうか。

 そして考えてみれば、昨年のこの神事の時にも掛川に招かれていたのを思い出しました。来年もこれるでしょうか?

 食糧危機が叫ばれる中、今年も豊作をお祈りします。

  
コメント
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