今日も快晴の関東地方。暖かくて春めいた陽気でしたが、気象庁は関東地方で杉花粉の飛散開始を発表しました。またアレルギー性鼻炎の季節の到来です。お出かけがちょっと憂鬱になりますね。
そんな気分を吹き飛ばして、今日は日本で一番大きいショッピングセンターを一目見ようと町見物へと飛び出しました。
日本で一番大きいショッピングセンターというのは、昨年10月に埼玉県越谷市にできた「イオンレイクタウン」のこと。
公式ホームページはこちら→http://www.aeon-laketown.jp/index.html
そもそもこのイオンレイクタウンができた越谷レイクタウンという地域は、今の都市再生機構がその前身の時代から携わってきたニュータウン事業で、治水用の池を修景に活かしながら、JR武蔵野線に「越谷レイクタウン駅」を新設するなど、ゼロから区画整理事業によって作られた新しいまちなのです。
そのような計画的なまちだからこそ、駅にほぼ隣接する形で巨大なショッピングセンターを配置して集客力をあげ、地域のイメージと魅力をアップさせて新しい居住空間を作ろうという壮大な計画であるわけです。真っ白なキャンバスに絵を描くようにしてできたまちとはどんなものでしょうか。
※ ※ ※ ※
まず駅へ降り立つと、なるほどすぐ目の前に大きなショッピングセンターが見えます。これは近い、雨にもあたらずに行けるでしょう。
目の前に大きなショッピングモールがあるというのに、なぜかバス停には「イオンレイクタウン行き」の無料シャトルバスがあります。不思議に思ってタクシーの運転手さんにバスの行く先を訊いてみると、「このバスはイオンレイクタウンの森館に行くためのものですよ。歩いても行けるんだけど遠いからバスを出しているんですよ」とのこと。なるほど、このイオンレイクタウンには「mori」と「kaze」と呼ばれる二つの大きな建物があって、その間を空中廊下で繋いでいるのでした。で、でかいー!!
大きなショッピングセンターでも普通は「2核1モール」と言って、建物の両端に集客力のある電気屋とかスポーツ用品、書店、食品などを配置して、それらを結ぶ途中の道を商店街のようなモール形式にして結ぶのが基本形。
ところがこちらは、核に相当するお店だけでも数点あって、巨大な2核1モール以上の店舗をもった建物が二つあり、さらにそれらを結ぶ廊下があるというわけです。
数学的に言えば、さしずめ「2(2核1モール)1通路」といったところでしょうか。わかりづらい…。
※ ※ ※ ※
今回はまずバスに乗り込んで遠い方のmori館へ行き、そこから駅へと戻ってくる形で店内を見てみました。まあ、もう呆れるくらい大きい、という印象です。mori館で降りて駅の方を見てみると、もう霞んで見えるほどです。
またここは、レイクタウンという地区そのものが「環境に配慮した地区」であり、その中でも環境に配慮したショッピングセンターというのが大きなアピールポイントになっています。
地区全体でCO2の量を20%削減する目標を立てているほか、イオン自体ではソーラーパネルやパッシブソーラー、壁面緑化、ハイブリッドガスエコシステム、LED照明パネルなどなど、およそ考えられそうな環境システムを片っ端から採用しています。
お店で言うと、もう大体ショッピングセンターに入っているブランドは大抵入っているという印象ですが、そういうものに惹かれて多くの人がやってきて賑わっている空間はやはりウキウキしてくるものです。「混雑が嫌」なんて贅沢だったんですね。
さて、大きい、でかい、と言うだけでは能がないのでちょっとだけ数字をご紹介しておきましょう。
wikipediaによると、敷地面積は262千㎡、延べ床面積365千㎡、店舗面積218千㎡、専門店店舗数は565店舗、駐車場台数は8,200台という規模です。
ちなみに、旭川にあるイオンが延床面積 85千㎡で、店舗面積 61千㎡、専門店の店舗数が131で駐車場台数が3,100台という規模です。
また静岡県下最大のイオン浜松市野ショッピングセンターが延床面積 87千m²、店舗面積 約55千m²、専門店店舗数が220、駐車場台数が4,300台という規模ですから、店舗面積では旭川、浜松の約3.5倍で店舗数では旭川の4倍、浜松の2.5倍といったところでしょうか。
ここは車でなくても電車でも来れるというのが最大のポイントで、若いカップルなどがぞくぞくと駅からやってきていました。駅の近くで駐車場も8千台なんて、昔ながらの中心市街地ではできっこありませんから、まさにニュータウンなんだということが実感出来ました。
駅の周辺には集合住宅も建ち始めていますし、まだまだ空いている土地もあります。
かねてより駅を中心にしていたまちづくりから、これからはショッピングセンターを中心としたまちづくりに変わるのではないか、という問題意識を持っていた私ですが、駅からもアクセス出来るようなショッピングセンター作りまでは考えたことがありませんでした。
住むに当たって、こういう場所柄をどう考えるのか、家を求めている人の考えを定点観測していきたいと思います。
そんな気分を吹き飛ばして、今日は日本で一番大きいショッピングセンターを一目見ようと町見物へと飛び出しました。
日本で一番大きいショッピングセンターというのは、昨年10月に埼玉県越谷市にできた「イオンレイクタウン」のこと。
公式ホームページはこちら→http://www.aeon-laketown.jp/index.html
そもそもこのイオンレイクタウンができた越谷レイクタウンという地域は、今の都市再生機構がその前身の時代から携わってきたニュータウン事業で、治水用の池を修景に活かしながら、JR武蔵野線に「越谷レイクタウン駅」を新設するなど、ゼロから区画整理事業によって作られた新しいまちなのです。
そのような計画的なまちだからこそ、駅にほぼ隣接する形で巨大なショッピングセンターを配置して集客力をあげ、地域のイメージと魅力をアップさせて新しい居住空間を作ろうという壮大な計画であるわけです。真っ白なキャンバスに絵を描くようにしてできたまちとはどんなものでしょうか。
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まず駅へ降り立つと、なるほどすぐ目の前に大きなショッピングセンターが見えます。これは近い、雨にもあたらずに行けるでしょう。
目の前に大きなショッピングモールがあるというのに、なぜかバス停には「イオンレイクタウン行き」の無料シャトルバスがあります。不思議に思ってタクシーの運転手さんにバスの行く先を訊いてみると、「このバスはイオンレイクタウンの森館に行くためのものですよ。歩いても行けるんだけど遠いからバスを出しているんですよ」とのこと。なるほど、このイオンレイクタウンには「mori」と「kaze」と呼ばれる二つの大きな建物があって、その間を空中廊下で繋いでいるのでした。で、でかいー!!
大きなショッピングセンターでも普通は「2核1モール」と言って、建物の両端に集客力のある電気屋とかスポーツ用品、書店、食品などを配置して、それらを結ぶ途中の道を商店街のようなモール形式にして結ぶのが基本形。
ところがこちらは、核に相当するお店だけでも数点あって、巨大な2核1モール以上の店舗をもった建物が二つあり、さらにそれらを結ぶ廊下があるというわけです。
数学的に言えば、さしずめ「2(2核1モール)1通路」といったところでしょうか。わかりづらい…。
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今回はまずバスに乗り込んで遠い方のmori館へ行き、そこから駅へと戻ってくる形で店内を見てみました。まあ、もう呆れるくらい大きい、という印象です。mori館で降りて駅の方を見てみると、もう霞んで見えるほどです。
またここは、レイクタウンという地区そのものが「環境に配慮した地区」であり、その中でも環境に配慮したショッピングセンターというのが大きなアピールポイントになっています。
地区全体でCO2の量を20%削減する目標を立てているほか、イオン自体ではソーラーパネルやパッシブソーラー、壁面緑化、ハイブリッドガスエコシステム、LED照明パネルなどなど、およそ考えられそうな環境システムを片っ端から採用しています。
お店で言うと、もう大体ショッピングセンターに入っているブランドは大抵入っているという印象ですが、そういうものに惹かれて多くの人がやってきて賑わっている空間はやはりウキウキしてくるものです。「混雑が嫌」なんて贅沢だったんですね。
さて、大きい、でかい、と言うだけでは能がないのでちょっとだけ数字をご紹介しておきましょう。
wikipediaによると、敷地面積は262千㎡、延べ床面積365千㎡、店舗面積218千㎡、専門店店舗数は565店舗、駐車場台数は8,200台という規模です。
ちなみに、旭川にあるイオンが延床面積 85千㎡で、店舗面積 61千㎡、専門店の店舗数が131で駐車場台数が3,100台という規模です。
また静岡県下最大のイオン浜松市野ショッピングセンターが延床面積 87千m²、店舗面積 約55千m²、専門店店舗数が220、駐車場台数が4,300台という規模ですから、店舗面積では旭川、浜松の約3.5倍で店舗数では旭川の4倍、浜松の2.5倍といったところでしょうか。
ここは車でなくても電車でも来れるというのが最大のポイントで、若いカップルなどがぞくぞくと駅からやってきていました。駅の近くで駐車場も8千台なんて、昔ながらの中心市街地ではできっこありませんから、まさにニュータウンなんだということが実感出来ました。
駅の周辺には集合住宅も建ち始めていますし、まだまだ空いている土地もあります。
かねてより駅を中心にしていたまちづくりから、これからはショッピングセンターを中心としたまちづくりに変わるのではないか、という問題意識を持っていた私ですが、駅からもアクセス出来るようなショッピングセンター作りまでは考えたことがありませんでした。
住むに当たって、こういう場所柄をどう考えるのか、家を求めている人の考えを定点観測していきたいと思います。