現代社会の成功者の一人、ご存じマイクロソフト社の創立者であるビル・ゲイツが高校で行ったスピーチのまとめです。
人生のなにかに役立つでしょうか。
---------- 【ここから引用】 ----------
らばQ ビル・ゲイツのスピーチ「学校では教えてくれない人生に役立つ11のルール」 2008年06月05日 10:14
http://labaq.com/archives/51032297.html
ビル・ゲイツがあるハイスクールでスピーチをした、「学校では教えてくれない人生に役立つ11のルール」というものがインターネットで出回っています。
実際は彼自身の言葉ではなく、彼が抜粋でチャールズ・J・サイクスの著書「Dumbing Down Our Kids」から引用したものだそうです。
欧米的なルールではありますが、なかなか的を射た面白いルールなのでご紹介します。
1.人生は公平ではない。それに慣れよ。
2.世界は君の自尊心を気にかけてはくれない。君の気分に関係なく世界は君が仕事を終わらせることを期待している。
3.高校を出てすぐ6万ドルの年収を稼ぎはしない。携帯電話(当時は高かった)を持った副社長にもならない。自分で両方を稼ぎ出すまでは。
4.先生が厳しすぎると思うなら、上司を持ってみろ。
5.ハンバーガーを引っくり返すということは沽券(こけん)にかかわることではない。君たちの祖父母はハンバーガーを引っくり返すことを別の表現を使った。それはチャンスと呼ばれた。
6.君が失敗したらそれは両親のせいではない。文句を言わずに学べ。
7.君らが生まれる前は、君らの両親は今のように退屈な人たちではなかった。そんな風になったのは、君らのために支払いをし、服を洗い、君らがどんなにいけてるか、という自慢を聞いているうちにそうなったのだ。親の時代から生存する寄生虫から森を守る前に、自分の洋服ダンスのダニ駆除から始めよう。
8.学校は勝者・敗者を決めなくなったかもしれないが、人生は違う。学校によっては君が落ちこぼれないようにしてくれたり、正しい答えが導き出せるまで、何度でも機会をくれる。実際の人生とは全く似ても似つかない。
9.人生は学期ごとに分けられていない。夏休みは無いし、ほとんどの雇用主は君が自分を見出すことに興味を持たない。それは自分の時間にやれ。
10.テレビは本当の人生ではない。 現実では、人は喫茶店にいつまでもいられるわけはなく、仕事に行かなくてはいけないのだ。
11.オタクには親切にしよう。彼らの下で働く可能性が高い。
本の出版が1995年、ビル・ゲイツのスピーチが2000年。
ぐさっ、ずしっ、とくるような厳しい言葉もありますが、引用とはいえビル・ゲイツの口から語られてると思うと、かなりの説得力を感じますよね。最後のルールをビル・ゲイツ自身が語るのは何とも面白い気がします。
For our children
Bill Gates' High School Speech on The Eleven Rules of Life-Fiction! より
---------- 【引用ここまで】 ----------
これだけの金言を守ったところで自分も自分の子供もビル・ゲイツになれるわけではありません。
でもまあ、今より少しはまともな人生をおくる可能性が高まる…のか?
確率論的には、たった一人成功したビル・ゲイツの陰に何万人もの敗者がいるわけで、ビル・ゲイツは結果として成功した一人になっただけとも言えるのです。
ただそれだけの人の生き様を振り返って実践したところで、同じ奇跡は確率論的にまず起きない、と考える方が現実的かも知れません。
そんな思いを本にしてくれたのがナシーム・ニコラス・タレブ著「まぐれ」という本。
ちょうど読み終わったところなので、近日中にレビューをお届けします。
結局人生なんて「まぐれ」の結果と割り切ると、気が楽になるのかそれとも…、やる気がなくなるのでしょうか。
人生のなにかに役立つでしょうか。
---------- 【ここから引用】 ----------
らばQ ビル・ゲイツのスピーチ「学校では教えてくれない人生に役立つ11のルール」 2008年06月05日 10:14
http://labaq.com/archives/51032297.html
ビル・ゲイツがあるハイスクールでスピーチをした、「学校では教えてくれない人生に役立つ11のルール」というものがインターネットで出回っています。
実際は彼自身の言葉ではなく、彼が抜粋でチャールズ・J・サイクスの著書「Dumbing Down Our Kids」から引用したものだそうです。
欧米的なルールではありますが、なかなか的を射た面白いルールなのでご紹介します。
1.人生は公平ではない。それに慣れよ。
2.世界は君の自尊心を気にかけてはくれない。君の気分に関係なく世界は君が仕事を終わらせることを期待している。
3.高校を出てすぐ6万ドルの年収を稼ぎはしない。携帯電話(当時は高かった)を持った副社長にもならない。自分で両方を稼ぎ出すまでは。
4.先生が厳しすぎると思うなら、上司を持ってみろ。
5.ハンバーガーを引っくり返すということは沽券(こけん)にかかわることではない。君たちの祖父母はハンバーガーを引っくり返すことを別の表現を使った。それはチャンスと呼ばれた。
6.君が失敗したらそれは両親のせいではない。文句を言わずに学べ。
7.君らが生まれる前は、君らの両親は今のように退屈な人たちではなかった。そんな風になったのは、君らのために支払いをし、服を洗い、君らがどんなにいけてるか、という自慢を聞いているうちにそうなったのだ。親の時代から生存する寄生虫から森を守る前に、自分の洋服ダンスのダニ駆除から始めよう。
8.学校は勝者・敗者を決めなくなったかもしれないが、人生は違う。学校によっては君が落ちこぼれないようにしてくれたり、正しい答えが導き出せるまで、何度でも機会をくれる。実際の人生とは全く似ても似つかない。
9.人生は学期ごとに分けられていない。夏休みは無いし、ほとんどの雇用主は君が自分を見出すことに興味を持たない。それは自分の時間にやれ。
10.テレビは本当の人生ではない。 現実では、人は喫茶店にいつまでもいられるわけはなく、仕事に行かなくてはいけないのだ。
11.オタクには親切にしよう。彼らの下で働く可能性が高い。
本の出版が1995年、ビル・ゲイツのスピーチが2000年。
ぐさっ、ずしっ、とくるような厳しい言葉もありますが、引用とはいえビル・ゲイツの口から語られてると思うと、かなりの説得力を感じますよね。最後のルールをビル・ゲイツ自身が語るのは何とも面白い気がします。
For our children
Bill Gates' High School Speech on The Eleven Rules of Life-Fiction! より
---------- 【引用ここまで】 ----------
これだけの金言を守ったところで自分も自分の子供もビル・ゲイツになれるわけではありません。
でもまあ、今より少しはまともな人生をおくる可能性が高まる…のか?
確率論的には、たった一人成功したビル・ゲイツの陰に何万人もの敗者がいるわけで、ビル・ゲイツは結果として成功した一人になっただけとも言えるのです。
ただそれだけの人の生き様を振り返って実践したところで、同じ奇跡は確率論的にまず起きない、と考える方が現実的かも知れません。
そんな思いを本にしてくれたのがナシーム・ニコラス・タレブ著「まぐれ」という本。
ちょうど読み終わったところなので、近日中にレビューをお届けします。
結局人生なんて「まぐれ」の結果と割り切ると、気が楽になるのかそれとも…、やる気がなくなるのでしょうか。