北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

昔の昔の同級生

2010-06-06 23:07:06 | Weblog
 全年次にまたがる札幌在住の高校同窓会が行われ、同期だけで集まる二次会をしようと盛り上がりました。

 聞けば一次会には同期から4人が参加したとのことで、二次会では4人が増えて8人でこじんまりとした飲み会が開かれました。

 私の学んだ高校は在学時は45人学級が10クラスもあったので、3年間の在籍時ではとても全員の顔と名前が分かるわけではありません。今日も参加したうち3人の女性は今まで全く知らなくて高校卒業後33年ぶりの「初めまして」という会合です。

 お酒が入る中でそれぞれの持つ世界についていろいろと教えてもらって興味深い時間でした。

 大学で歯学の助教授をしているA君は、今の歯学界の問題意識は「医歯一元化だと思う」とのこと。歯学部という領域で研究と教鞭を執るA君ですが、「医学部も歯学部も医学に対する基礎教養はほとんど同じなんだよ。しかも口腔分野から発する健康問題も多い。歯学部は医学部の一分野として広い医療分野の再編が必要ではないかと思う」とのこと。

 なかなか大胆な発想で、まだ主流を占めているわけではないようですが、考えてみれば眼科も耳鼻咽喉科も医学部なのに歯科・口腔分野だけは独立した医療分野になっているというわけ。

 医師不足の解消や医療環境の改善にどのようにつながるのか、興味と関心を持ってみたいと思います。

   *   *   *   *   *   *

 そんななか、昔どこに住んでいたかという話題で話をしていたら偶然にも今日「初めまして」と挨拶した女性と同じ時期に稚内に住んでいたことが分かりました。

 「同じ時期に同じところに住んでいたと言うことは同じ学校にも通っていたのか?」ということになり、当時の記憶を付き合わせているうちに、二人とも同じ保育園に通っていたことが分かりました。

「え~?当時の友達なんて全然覚えていないなあ」という私に対して、相手の女性は「あ、もしかしたら当時『おそ松くん』みたいな髪型していませんでした?あ~、そんな人がいたのをだんだん思い出してきたわー」と、記憶の片隅に私がいる様子。

 45年ぶりの出会いでしかも昔の細々とした記憶で盛り上がれるというのは不思議なものです。

 知らない人が知っている人だったとは…。保育園に通っていた頃の写真なんてあったかなあ。今度探してみますかねえ。
コメント (1)
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