とある会合で大学3年生の担任をしているという教授のお話を聞きました。
曰く、「今の大学の2、3年生はコロナ騒ぎで、教室での授業ができなくて友達がいないんです。なのでおかしな話ですが、授業で教えたことを仲間同士の会話で確認することができないのか、正直言って知識の定着と成績が例年より良くないです。
面白いのは、なかにはちゃんとわかっている学生がいて、その子から知識の説明が少しずつ周りに広がっているという感じがわかります。
友達を欲しがっているのですが、人間関係をつくることに苦労しています。ちょっと教え合ったり何かしてあげたりしてもらったりもしますが、『友達だろう?』という関係性の中で、恩に着たり恩に着せたりしますよね。その感覚をつかむのが難しいみたいです。
なかには宿題を教えてもらったときに、『お金を払った方が良いでしょうか』ということを真顔で言う子もいたりしてこちらが驚きました」
コロナによる自粛でいろいろなことを我慢するのは仕方がないのですが、そのせいで様々なチャンスを棒に振っています。
友達作りもそうだし、男女が出会って恋をする機会もつくれません。
日常を取り戻すためには早くワクチンをもっと若い人たちにも打ってあげてほしいところです。
◆
最近の報道を見ていて感じるのは、感染者数はまだ減らない中で高齢者へのワクチン接種が進んでいるおかげなのか、重症者数が増えていないことです。
もちろん感染者数が爆発的に増えればその中から重症者数も出てくるのでしょうが、少なくとも北海道では感染者数に比例して重傷者が増えていない印象です。
大事な数字は何なのか、報道は何を伝えたいのか、見極める力も必要です。
私にも接種券は届きましたが、今現在予約は受け付けられていないようです。
もう少し今の日常の予防スタイルを続けます。