北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

63年前の思い出

2021-07-12 22:25:06 | Weblog

 

 土曜日に妻の両親が孫を見に来てくれたのですが、昨日の日曜日は、私の両親を家に連れてきて孫を見せることができました。

 もうあまり外へは出ない生活になってしまった両親ですが、「迎えに行けば来られるかい?」と訊くと「うん、行くよ」とのこと。

 そうなると心配なのは両親の体の調子です。

 孫は二階にあるリビングに寝かせているのですが、「お義母さんは階段を上がれるだろうか」という妻の心配。

 母は膝を悪くして、実家の二階にももう上がらない暮らしになっていると聞きました。

 再度電話をして、「二階に階段で上がれる?上がれなければ赤ちゃんを一階におろしておこうと思うけど」と言うと、「いや大丈夫、上がれるよ」という返事。

 だんだんいろいろな事一つ一つが心配になってきました。


     ◆


 車で迎えに行って無事に家まで連れてくると、二人はそれでも手すりを使って階段をゆっくりと上がることができました。

 孫を一目見るなり「小っちゃくてかわいいね~」と目を細めます。

 二人を椅子に座らせて赤ちゃんを抱かせると、「ああ、赤ん坊を抱くなんて何年ぶりだろう」と感慨深げ。

「〇〇(長女)の次男が生まれたときだから、7年前だね」
「7年かい。そんなになるかねえ」

 母は、「昔は床上げまで3週間は絶対に起きるな、って言われてさ。水仕事も一切ダメ。ばあちゃんがいないときにおむつを洗っていたら、帰ってきたばあちゃんに『何やってるの!ダメでしょ、寝てなさい』ってひどく叱られた(笑)」と笑います。

 それって私が生まれたときの話なので、63年前の思い出です(笑)。

 まずは両親にも孫の顔を見せられて良かったです。

 思い立ったが吉日、ですね。 

 

 

コメント
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