孫の泣き声が日に日に大きくなってきました。
お腹が空いた、おっぱいが足りない、げっぷが出ない、大小便がしたい、おむつが気持ち悪い、暑い…など、不平不満は泣いて知らせます。
その声も、生まれたてのときよりも格段に大きくなってきて、特に「ぎゃん泣き」と言われるあらん限りの大声で泣き叫ぶ様子は、だんだん親も手に余すようになっています。
不平不満が頂点に達して何が何だか分からなくなっているときには、泣きたいから泣いているような状態で、絶対に泣き止むもんか、と"じょっぱって"いるようです。
この"じょっぱる"というのは、北海道方言で、「強情に主張する」という意味で使われます。
しかし赤ん坊でも「泣きたいから泣く」というのがじょっぱるという言葉の感じがしてきます。
赤ん坊はどこまでも泣くしか意思を伝えるすべがありません。
それに慣れて来ると親も余裕が出てくるのですが。
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今日もオリンピックでは水泳、柔道、スケートボードなどに金メダルが沢山出ました。
どの競技者もアスリートも、どんなに苦しい時もじょっぱってきた人たちで、長年の努力の賜物としか言いようがありません。
やっぱり金メダルの瞬間は手に汗を握って興奮します。
コロナに負けないように競技を支える裏方さんたちにも敬意を表します。
そこ、じょっぱるところです。