北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

飲むだけではないワインライフ

2022-05-06 23:11:07 | Weblog

 

 連休の中の平日、今日は出社です。

 久しぶりの通勤ですが、外を歩いていると遅い桜が残っていたり早いライラックが咲き始めていたりしてとても清々しい季節になりました。

 今月は中旬から下旬にかけて宗谷方面に行く予定にしていて、挨拶回りの予定を確定させたりしてプランの熟度アップです。


 仕事を終えて帰りのバス停に向かう途中にときどき立ち寄る"ヴィノスやまざき"さんというワインショップがあります。

 以前はまちなかの商業ビル"パルコ"に入っていたとのことですが、「あそこは客層が女子高生か女子大生が中心であまりワインに馴染みのある層ではありませんでしたね(笑)」とのことで、一年ほど前にこちらに移ってきたのだそう。

 勧められて会員になると携帯にメルマガが届くのですが、先日の内容は「ゴールデンウィーク中に5種類のワイン飲み比べをしています」とのこと。

 GW中は全く動けず、この企画も明日までとなると行けるのは今日しかない、ということで帰り際にふらっと立ち寄ってきました。

 1種類30ccで5種類のワインの飲み比べですが、一般1,650円のところを登録会員ならば1,200円ということでお得です。

 5種類はボルドーの白ワインのスパークリングに始まって辛口ロゼ、まろやか赤、コクあり赤と、軽いものから次第に重たくなってくるような構成。

 味わいの違いを言葉で表現できるほどの知識は全く持ち合わせていない私ですが、飲み比べると(違うものだなあ)ということだけは分かります。

 これならどんな食材に合うのかをイメージしたりワインを巡る話題や情報を聞いていると、ただお酒を飲んで酔っ払うだけではなく学びのある楽しい時間になります。

 人との会話はやはり楽しいものですね。

     ◆


 本来ならば試飲をしたところで、「これは美味しい!」というワインを買い求めるところなのでしょうが、今日の私の関心はワインを保存しておく道具の方に走ってしまいました。

 初めに出てきたのがスパークリングワインということで、「家にもスパークリングワインがあるのですが、飲み切れないと思うのでなかなか栓を開けられないのです」と言うと、「そういうときのために良い道具がありますよ。瓶に蓋をしてから空気を入れて圧力をかけて泡が抜けるのを防ぐんです」とまずはシャンパンストッパーという道具を紹介されました。

 わずか数回のプッシュで炭酸ガスが抜けるのを防げるという事で、これがあればスパークリングワインも飲み残しの心配をせずに栓を開けることができますね。買いです。

 

 続いて「赤ワインは栓を開けてから少し空気に触れさせて酸化させると良いと聞きますが、ずっと開けっ放しでも良いという事ですか」と訊いてみました。

 すると「確かに栓を開けてから少し時間が経つと香りが経ってまた違った味わいが楽しめます。しかし長い時間空気に触れさせるとそれはそれで香りが飛んでしまいますから、長時間さらせばよいということでもありませんね」とのこと。

 そして「開けてしまった普通のワインの保存にも良い道具がありますよ」といって取り出されたのがバキュヴァンのワインセーバーです。

 こちらは専用のゴムの栓を装着させてからポンプをセットして空気を抜いて行きます。

 瓶の中の気圧が下がってゴム栓がしっかり閉まるという仕組みで、開けるときはゴム栓のぼっちを動かすとシューと空気が入って開けられるようになるという仕組みです。

「ワインに限らず調味料などの保存に使われる方もいらっしゃいますよ」とのことで、予備のゴム栓も追加してこれも即買いです。

 ワインそのものも飲んで嬉しいのですが、産地や買い付けの苦労などワインを取り巻くワイン情報も楽しいものです。

 GWの最後の方でようやく少し楽しい時間を味わえました。

コメント
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