北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

3人目の孫の初節句 ~ 鎧兜で厄災から身を守れ

2022-05-05 22:12:33 | Weblog

 

 今日5月5日はこどもの日ですが、同居している3人目の孫の初節句の日。

 孫の母親の次女は一カ月も前から五月人形を取り寄せたりフェルトで兜を作ったりと初節句に向けて一生懸命でした。

 五月人形として鎧や兜を飾るのは、かつて武家では今頃の時期に鎧兜を虫干しして手入れをする時期だったからだ、という説があります。

 鎧兜は戦争の道具というだけではなく、身を守る装備でもあることから病気や厄災から身を守りたいという親心の表れでもあるそうです。

 朝から紋付き袴を着た孫はフェルトの兜をかぶって五月人形とミニ鯉のぼりに興味津々ですが、触らせてもらえないので最後は飽きちゃいました。

 これからの人生の荒波から守ってもらえますように。


    ◆


 ようやく外に出られるようになったので、朝一番にタイヤ交換を終了。

 日中は久しぶりに円山動物園に行ってみることにしました。

 しかし案の定、今日のこの日の動物園となると駐車場待ちの車の列の長さが尋常ではありません。

 仕方がなく妻と娘と孫を動物園入り口で下ろして私は家で待機することにしました。

 後で迎えに行ったときに「動物園はどうだった?」と訊くと、「羊におずおずと触っていた」とのことでした。

 尤も、「動物が死んじゃったりしてだんだん少なくなっていたり、鳥インフルエンザの影響で見られないケージがあった」とのことで、動物の世界も健康と頭数を維持するのは大変な時代になっているようです。

 しかし動物園で孫たちを待っている間に子供連れの親御さんの姿を見ると、ちょっとしたしぐさの中に子供に愛情を注ぐ姿が伺えて胸が熱くなってしまいます。

    ◆

 マスコミは「毎年子供の数が減り続けている」と淡々と報じていますが、子供の数を増やすために老人は何ができるでしょうか。

 我が家では私と妻と娘の3人で一人の孫の面倒を見ている日々ですが、一人の孫の世話をするのにも3人いるから助かっていて、(とても母親一人で育てるなんて無理だなあ)と感じます。

 とりあえず今は我々のように動ける実家の両親がいるのであればそこに頼るのが一番現実的な子育てじゃないかと思いますが、そんなことができないであろう親も多く、社会全体が子育てを難しくしているようにも思います。

 いずれにしても子育てしやすい社会環境づくりに一人ひとりが参加してゆきたいものですね。

 まずはできることからやりましょう。
  

コメント
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