新しいノートパソコンですが、ついに買う気になった理由の一つが電源の進化です。
これまでのノートでは、電源は専用の丸型ジャックを差し込むタイプでした。
【以前のパソコンの電源ジャック】
それが今回はパワーデリバリー(Power Delivery)と言って、USB-Cのジャックを差し込むタイプの電源に変わりました。
【新しいノートの電源、USB-Cと同じジャック】
今までは専用で重たい変換器のついた電源ケーブルで、出張の旅にコンセントから外してノートと一緒に持ち歩いていました。
それが新しいパソコンのパワーデリバリー電源ではそれも軽くなりました。
今回は出張時用に電源をもう一つ購入したので、これからは出張のたびにコンセントから電源を外すことはなくなります。
このパワーデリバリーは、少し前から14インチ以下などの小型のノートパソコンには採用されていたのですが、15インチ以上のの画面のものには使われていませんでした。
それは電源が小型になるのは良いとして、それでは供給できる電力にどうしても限りがあるので、大きな画面のパソコンを動かすのには力不足の感があったのです。
それが省エネ技術が進化して、CPUの消費電力も低下したことで採用できるようになったのだそうです。
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ちなみに職場の14インチのパソコンは3年前のものですが、古いタイプの専用電源ケーブルのほかにパワーデリバリーも使える仕様になっていました。
なので外に持ち出すときは、市販のパワーデリバリー電源を購入してそれで電源供給していたのですが、私用のノートではそうなっていなかったのでうらやましく思っていました。
専用の電源ケーブルは値段も高くて、もう一つ買う勇気がありませんでした。
今回はパワーデリバリー搭載ということで、追加の電源もお値段はそこそこになり、迷う要素がまた一つ減ったことで背中を押されました。
バッテリーの持ち時間も大いに増加していて、省エネ技術ってこうして少しずつ進化・進歩して日常生活が便利になっていくのだな、と感じます。
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ちなみに、追加の外部記憶装置として1TB(=1000ギガバイト)のSSDを購入しようと思いました。
以前のイメージではHDDのような箱でUSBケーブルが必要というイメージでしたが、なんと接続ケーブルのいらないスティックタイプのSSDがあるとのこと。
「スティックタイプで1TBですか?」
「ええ、2TBもありますよ。電源が要らないのでお勧めです」
店員さんはあっさりと言いますが、スティックタイプって2GBくらいのメモリーが出た時に「すごいなー」と思った私には時代の進化の速さに目が回ります。
さすがに内蔵SSDに比べるとデータやり取りには時間がかかるようですが、それでもよほど大量のデータでない限りは普通の使用に困ることはありません。
ちょっと見ないうちに、時代はどんどん進んでいます。
ついてゆくのも大変ですがこの先は一体どうなるのやら。