先日、実家の母が「2年前の灯油なんだけど処分できるかな」と尋ねてきました。
母の住む役場の環境担当課に電話で聞いてみると、「ごく少量であれば古い布に沁みらせて袋の口を縛って『燃えるゴミで出す』という手がありますし、ポリタンク一つとなると、市内のガソリンスタンドで回収しているところがあるのでそちらに持ち込んでいただくのがよいと思います」とのこと。
「ちなみに役場では、どこのスタンドが回収しているかを把握してリスト化していますか?」と聞いてみると「それはない」とのことでした。
仕方がなく、実家の近くのガソリンスタンドに片っ端から電話で「古い灯油を処分してくれますか?」と聞いてみましたが、「うちはそれはやっていません」というところばかり。
数件当たってようやく「はい、やれますよ」というところがあったのですが、「でも今は特別管理産業廃棄物扱いになりますので、ポリタンク一つで3,300円になります」とのこと。
「3,300円かかるそうだよ」というと、「えー、ガソリンスタンドに持ち込むだけじゃダメなんだ」とがっかりしています。
ポリタンクの灯油を見ると、まだ透明で変質している感じはありません。
仕方がないので、「いいよ、うちの灯油ストーブで燃やすからもらっていくよ」と我が家まで持ってきました。
我が家にはワカサギ釣り用にと買ったアルパカストーブがあるので、まあそれで燃やしてもよいでしょう。
だんだん母は家の中の断捨離を進めているようですが、何しろ体は動かなくなってきているし車もないので、相当手伝ってあげないといけません。
別れ際に「今度は自転車の処分をしてほしい」というので、それもまた考えなくてはなりません。
物を捨てるのも若いうちがよいのですが、いよいよ覚悟を決めるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
Microsoftの生成AIのCopilotに「おばさんが灯油のポリタンクを持っている絵を描いてください」と指示すると、上記のような絵を出力してきました。
灯油のポリタンクがわかっていないのですね(笑)。