「スマホの充電がうまくいかない」という東京から帰省中の娘を連れて、携帯電話ショップへ行きました。
電池の残量が60%くらいに下がると電源全体が落ちるという症状に悩まされていて、「電池を交換しなきゃだめかな」と思っているよう。
内心、(ショップでオーダーしてその場で交換なんて難しいんじゃないかな)と思っていた私ですが、娘がお店の人に相談した結果は、「電池交換となりますと、一旦スマホをお預かりして、交換してお返しするのに十日ほどかかります」とのこと。
娘が「それじゃあ札幌に帰省している間には治りませんね」と言うと、「ところがお客様の場合は保険に入っておられますので、同じくらいのお値段で、本体を交換するということができます。ちょっと確認をしてみますが、それだと明後日には同じものが入ってくると思います」とのこと。
確認してもらったところ、実際には明日の昼にはショップに同じものが届くとのことで、そちらを手配してもらうことにしました。
データの入れ替えなどに多少の手間がかかるかもしれませんが、機械そのものの不具合はきっと解消されることでしょう。
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大量に作って大量にストックしておいて、不具合があればいちいち直すよりも代わりを出したほうが安く収まるというのは、現代社会が果たした一つの成果です。
大量に作られるものは、そのもの自体に大きな価値は無くて、その機械を使うことで得られるコトに価値がある。
だから、モノは代替が効いて、自分が使う時間にこそ代替性のない価値があるというわけです。
新しい技術を生活の中に取り入れることを躊躇して、得られる便利を得ずにいるというのも、じつは『もったいない』ことをしているのかもしれません。
精神が歳を取ると、頭が硬直して好奇心を失い、進取の気質が弱くなってしまいます。
意識して新しいものを取り入れるような努力をしないといけないかもしれません。
今年はどんな新しいことに挑戦することになるでしょうか。
「日々を新たに」で参りましょう。
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