先日友人から紹介された「美幌町産石臼挽き蕎麦粉セット」。
ふるさと納税の返礼品で手に入る、というので早速美幌町に寄付をして蕎麦粉を送ってもらいました。
内容は、一番粉の1kgが一袋と田舎風二番粉の500gが二袋、そして打ち粉500gが一袋のセット。
今日は、私と妻と次女の大人三人なので、500gの田舎風蕎麦粉につなぎの小麦粉を100g足して、600gで打ってみました。
水分量は270㏄で始めて足りない分を補ってゆき、最後に296㏄でちょうど良い感じで水回しを終えました。
粉の量に対して水分量が49%ということで、やはり石臼挽きの粉は水を食いがちになります。
水回しがうまくいけばあとは熨して畳んで切るだけ。
ちなみに江戸時代の蕎麦職人の間では「切りべら23本」と言って、畳んだ蕎麦の生地幅一寸(=3.03㎝)を23本に切るのが基本の太さと言っていたのだそう。
…ということは、3.03÷23≒1.317ミリというわけ
今回私も挑戦してみましたが、二寸の幅で38本に切れましたがこれでは6.06÷38=1.595ミリと江戸前よりは気持ち太かったか。
ちなみに、8層に畳んだ蕎麦生地の厚さを図ってみたところ15ミリで、これは15÷8=1.875ミリということになります。
普段と同じくらいに薄く熨したつもりでしたが、これでも厚かったとは感触としてもう一段薄く熨して一段階細く切らなくてはいけない。
最後に茹でて食べましたが十分に満足のゆく細さでしたし、挽き立てでコシがありまた田舎らしく黒い色をして蕎麦らしい味がする良い粉でした。
次回は1番粉をまだ挽きたて状態が続くうちに早く打たなくては。
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