子供が独立して夫婦だけになった夕食。
食事の前には大抵何かお酒と軽い料理で夫婦して一杯やることが多い毎日です。
飲むお酒はビールからワイン、焼酎となんでもありですが、この時期日本酒の時は年末に取り寄せた、長野県大町市にある市野屋商店が作っている『金蘭黒部』の新酒を楽しんでいます。
私も一度長野にいた時に、市野屋商店さんの酒蔵を見学させてもらったことがあって、原酒で20度以上の濃いお酒を飲ませてもらいましたが、まあすごいお酒でした。
原酒では高い度数が出るのですが、愛飲家でも最近は低アルコールが好まれるのだそうで、割り水と言って水で薄めて16度ほどに調整して出しているのだそうですよ。なんだかもったいない感じがします。
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さて、ファンからは「キンクロ」の愛称で呼ばれる『金蘭黒部』ですが、毎年年末には新年の干支をラベルにした縁起物の限定の新酒を出していて、今年は「うま」と書かれたラベルです。
先日、年末に買ってあった新酒を一升瓶からそのまま小振りの酒碗に注いで飲んでいたのですが、開けたばかりだと思ったのにもう半分以下に減っています。
こんなに減っているのにそれほど飲んだという記憶がないなんて、酒の記憶がなくなるほどのんべえになってしまったのか、とちょっとショックを受けました。
妻に「お酒がこんなに減るまで気が付かないなんてショックだよ~」と言うと、あっさりと「え~?だって別の四合瓶に入るだけ移して冷蔵庫で冷やしてあるよ」ですって。
「なあんだ、記憶がない訳じゃなかったんだ」とホッとする反面、なんだか可笑しくなって二人で大笑いをしました。
ボケていなくて良かったです(笑)
お酒の飲み過ぎにはご注意を。
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