昨日までの週の後半は早い夏休みで道北旅行をしてきました。
宿泊は名寄市にある道立サンピラーパークのコテージ。
この公園は道立公園の部分と名寄市の公園が隣接して一体となって整備されているのですが、今回利用したのは道立公園のエリアです。
きれいな芝生ベースのオートキャンプ場に併設されているコテージですが、お風呂、キッチン、電磁調理器、冷蔵庫にエアコン、さらにWifiも通じるというのはとても快適な環境です。
定員は6名で、全体に段差が緩やかなバリアフリー設計が行き届いており、2歳の孫を遊ばせても安心。
細かいところまで気を使っている設計に好感が持てます。
オートキャンプ場は芝生がきれいに管理されていて、各サイトに電源もついています。
かくいう私も、最近は電源付きサイトで電気を利用するキャンプスタイルが増えていて、このような作りは大歓迎です。
また道立公園入り口近くには「サンピラー交流館」があり、こちらのホールではバドミントンや卓球などの軽スポーツの外、幼児から子供向けの遊具などもあります。
さらに、屋外には広い芝生広場とエアで弾力を生むフワフワドームもあり、小学生の孫たちは大喜びでした。
やはり道立公園ともなると遊具や管理のレベルがちょっと高いな、という印象を強く持ちました。
今回はこちらに2泊して、二日目に西興部まで出かけてきたのですが、道北エリアを旅する拠点として、道立サンピラーパークは非常に良いところでした。
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さて、実は私の妻は幼い頃に義父の転勤で名寄に3年間ほど住んでいたことがあったのだそう。
その時に「両親と一緒に歩いてナイオロップの滝まで遠足に行ったことが強烈な思い出になっている」とのことで、「今回の旅のどこかでなんとかナイオロップの滝まで行ってみたい」という妻のたっての希望。
歳を取ってくると、昔住んでいた場所や思い出の土地が今どうなっているのかということがとても気になってくるものです。
そこで妻の希望を入れて、コテージを離れる最終日の朝にナイオロップの滝まで行ってみることにしました。
ナイオロップの滝を地図を見ると、なんとサンピラーパークのすぐ後ろくらいの場所にあるではありませんか。
一応地図で確認をしてできるだけ近くまで車で行くことにしたのですが、舗装道路から脇道へ入ると案内の看板もなく不安が押し寄せます。
川筋との関係を見ながら二股の分かれ道をどちらへ進むかの方向に当たりをつけてなんとか滝の看板のある滝近くの駐車スペースまでたどり着きました。
そこからは軽登山並みの細い山道を300mほど歩いてようやく滝まで到着。
滝としては水量も多くはなく、また岩のガレ場を水が流れてくる感じで滝らしい感じでもないのですが、思い出の地となればまた見方も変わるものです。
妻も「ずっともう一度見てみたいと思ったのでその願いは叶った」とのことで、これまた良い旅になりました。
かつての思い出の土地巡りというのも良い旅の理由になるかもしれませんね。
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