今日から一泊で釧路出張。
天気は良いものの毎回長距離ドライブは疲れるということで今回は飛行機を利用することにしました。
新千歳空港からのANA便で、まずは会社の車で新千歳空港まで行き駐車場に車を停めて飛行機に乗ろうという算段です。
飛行機は13時20分発なので1時間以上前に到着しておけば余裕かと思い、空港駐車場には12時10分くらいに到着しました。
ところが!
新千歳空港にはA、Bと一部立体の大きな駐車場があるのですが、なんとどちらも満車ではありませんか!
手前のA駐車場の入り口には十数台の車が空くのを待って待機しているのが見えます。
ぱっと見に、その奥にあるB駐車場の車列のほうが短いと思って、A駐車場の入り口を過ぎてB駐車場の車列に並びました。
ところがなかなか車が進みません。
心の中に焦りが生まれます。
(これって、駐車場に入れなくて飛行機に乗れないなんてことがあるのか…?)
10分経っても車が2台分しか進みません。
どうみても10台以上は前に車がいます。
さて、このような状況で皆さんならどういう行動をとりますか?
選択肢はいくつか考えられて、
①「下手に動いたら負け」と、このまま我慢して車列が進むのを期待する
②飛行機を諦めてキャンセルし、このまま高速道路で釧路へ向かう
さあどちらでしょう?
私の答えは第三の選択肢で、「A,B以外の駐車場を探してそこへ車を停める」というものでした。
(確かC駐車場というのもあったのではなかったか?)と思いましたが、車のナビからは出てきません。
スマホのマップなら出たのかもしれませんが探すだけの余裕がありませんでした。
そのかわり、3㎞先に「イツモパーキング」という民間の駐車場の表示がありました。
急いで電話をしてみると、合成音声で「予約はしていない」「自動で入退場」などという説明。
行ってみて止められなければそのときはそのときと、ついに移動を決断して車を走らせました。
長く感じた数分でしたがやがて「C駐車場」という看板が見えました。
「ラッキー!」と思ったのもつかの間、こちらも「満車」の表示が出ています。
瞬時にここで待つのもあきらめてさらに車を進めると、「ロングターム駐車場」という看板が見えました。
向かう予定のイツモパーキングよりはずっと手前にある民間駐車場です。
しかも空きがあって楽々入れました! 良かった!
まさに「地獄に仏」とはこのことです。
◆
ゲートで駐車券を取って中に入ると、中はとても広く右手に曲がってずっと奥に車を停めるように表示がありました。
そこには空港行きのバスがちょうど出発するところで、荷物を取り出して駆け込むと滑り込みセーフ。
なんとか無事に空港に到着できたのは12時40分でした。
あのまま車列に待っていたとしたら、それでも無事に車は駐車場に入れたのでしょうか。
もしかしたらそうして間に合ったのかもしれませんが、あのままじりじりと車列が進まないのを待つプレッシャーには耐えかねたと思います。
今回は瞬時に動いたことで事なきを得ましたが、空港の駐車場が平日の昼にこんなにも大混雑しているとは思いもよりませんでした。
今度から空港を利用するときはもっと時間に余裕を持たせた行動をしなくてはならないという教訓を得たところです。
空港駐車場には全面立体化を要望したいと思います。
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