北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

チンジャオロースだい!

2008-05-21 23:34:56 | Weblog
 朝電気釜の表示ランプが点灯していませんでした。おそるおそる釜の蓋を開けてみると、ガーン!案の定スイッチを入れ忘れておりました。

 仕方がないので朝は冷凍のご飯を解凍してすませ、昼は職場の職員食堂で食べました。食堂のメニューって大体700kcalくらいあるので、こんなのをまともに毎日食べていたらメタボになることは確実です。

 そのためほとんどここでは食事をしないのですが、まあたまにはよいでしょう。

    ※    ※    ※    ※

 今日の夕食は冷蔵庫の中にちょっと前に買った牛肉があったので、ピーマンとタケノコを細切りにしてチンジャオロースにしました。

  

 食材を炒めてオイスターソースと味覇での味付けは極めて簡単。とろみ付けのためのかたくり粉はしょっちゅう使うので、あらかじめ水と一緒にしてボトルに入れてあります。

  

 充分煮込んだらとろみをつけて最後にごま油で飾り油。うーんウメー!香ばしくてご飯が進みます。

 中華って本当に簡単でいいなあ。

  
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電車の遅延証明

2008-05-20 23:18:02 | Weblog
 今朝の首都圏は、台風の影響による雨と風で通勤の電車が各所で遅延。ダイヤが大幅に乱れました。

 私の通う小田急線も、雨と風による速度制限と途中の駅で風で飛ばされた傘が架線に引っかかるというトラブルによって約1時間の遅延。まいったまいった。

 1時間も電車が遅れれば明らかに職場には遅刻ですが、こういう場合駅では「遅延証明書」なるものが発行されます。

  

 駅員さんが求めに応じて配ることもあるのですが、今日のように次から次へと電車が遅れて到着する場合は改札を出たところに証明書が箱に入って山のように置かれます。そこへ証明書を求める乗客たちが、砂糖に群がるアリのように押し寄せるという光景が現れるのです。

 かくいう私もそのアリの一匹になって証明書をゲットして職場へ向かいました。

    ※    ※    ※    ※

 さて、我が職場では最近出勤や休暇などの管理を全面的に電子化しました。少し前は出勤簿や休暇簿という紙の書類があって、そこに書き込んで印鑑を押していたのですが、今ではそれもなくなりました。

 私としては出勤簿が電子化されて初めての電車の遅延なので、出勤簿で電車遅延の初めての申請をしたわけです。

 遅延証明申請を送信した後で、「はて、申請の認可者ある上司は本当に電車が遅延したかどうかをどうやって確認するのだろう?」と思い至りました。電子申請には遅延証明書を添付するような様式にはなっていないのです。

 そこで上司に訊いてみることに。「今朝電車が遅れましたので電子申請で遅延証明をお送りしたのですが、私が本当に電車の遅延であることはどうやって確認されるのでしょう?」

 すると上司は「あれ?そういえばもう遅延証明書はいらない、という話をどこかで聞きましたねえ。最近はJRや一部の私鉄では電車の遅れをネットで情報提供し始めたとも聞きましたよ。出勤簿を管理する担当者が電鉄会社のネットで遅延証明情報を手に入れているのかもしれませんね」

 おお!それが本当だとしたら、いよいよ本格的な電子社会の到来の予感がします。駅で駅員が紙を配るなどという原始的な方法に寄らなくても、情報だけをやりとりすればよいのです。すごい!東京はそこまできたのですかーっ!

    ※    ※    ※    ※

 一人感動しながら仕事をしていると、先ほど訊ねた上司が私の机の前にやってきました。

「さきほどの遅延証明の件ですがわかりましたよ」どうやら出勤簿担当に聞いてくださったようです。
「どうでしたか?」

「やっぱり電鉄会社に聞いたりはしていないそうでした。いちいち確認はしないのですが、証明できるものを求められたら提出するということだそうです。ですので、やはりこれからも遅延証明書はもらっておいてくださいね」

 なんとー!やっぱりまだまだ単純なやり方が続くんですね。

 まあ原始的なやり方が一番確実だ、とも言えそう。何でも電子化すればよいというものでもありますまい。ははは。
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歯磨きに猛省

2008-05-19 23:44:07 | Weblog
 歯医者さんの二回目の治療で、取れた歯の治療が終わりました。

 まだ何となく詰めた歯の高さが合っていないのですが、「2~3日は違和感が残るかも知れないけれどまずは少し慣れてみてください」とのことですので、様子を見てみます。

「歯磨きには『ながら磨き』が良いですよ」というアドバイスをいただきました。なるほどー、とにかく暇があったら気分転換に歯磨きというのがよさそうです。

 先が細くてやわらかめの歯ブラシを買ってきました。歯茎の歯垢ポケットを何度も磨いて歯垢を掻き出すようにするのです。

 今までの磨き方を猛省しています。
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新しい中華の味~味覇(ウェイバー)

2008-05-18 23:30:43 | Weblog
 ある調査によると、主婦の皆さんが「台所で一番使わずに残ってしまう調味料は何ですか?」と聞かれたときに一番多かった答えは豆板醤だったそうです。

 うちの奥さんに同じ質問をしたら「ナンプラーかな?」という答えでした。ナンプラーの料理なんて外でもあまり食べたことがありません。今度作ってみますかねえ。

    ※    ※    ※    ※

  

 さてそんなわけで、今日の夕食は定番中華の麻婆豆腐です。今日は今まで使っていた粉末の中華スープがなくなったので、買っておいて使うのを楽しみにしていた「味覇(ウェイバー)」という半練りの中華スープの素を使ってみました。

  

  

 いつも通り材料を炒めてからスープで煮るのに味覇を入れてみたのですが…、うーん、今までと味わいがちょっと違いました。ちょっと他の香辛料を入れすぎたかな。

 味覇の分量の加減や、他の調味料のバランスをもう少し研究してみたいと思いますが、それなりに美味しくできたので今日も○です。

 こちらではしばしば中華料理を作るので、豆板醤と甜麺醤とかたくり粉がすぐになくなります。

    
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穴守稲荷と海苔の神様

2008-05-17 23:53:51 | 東京ウォーク
 久しぶりの東京巡り。今回は行けそうで行けない大田区です。

 札幌に帰省するときは品川から京浜急行を使うことが多いのですが、品川から乗れば降りるのは羽田空港駅で決まりです。途中下車はしたことがありません。

 京浜急行線は、羽田空港までの途中に「穴守稲荷駅」という駅があります。神社フリークの私としてはずっと気になっていたのですが、なかなか行けずじまい。今回は意を決して穴守稲荷へと向かいました。

 とはいえ、自宅からだとさすがに遠いので、行きはJR川崎駅まで自転車を運び、そこで組み立てて、川崎市側から多摩川を渡って東京入りというわけです。

 あちらこちら周辺を巡りながらなんとか穴守稲荷に到着。こちらには奥宮があって、お稲荷さんならではの朱色の鳥居が独特の景観を形作っています。

  

  

 こちらの穴守稲荷神社は、もともとは今の羽田空港の敷地の中にありました。その地を開墾するのに堤防を築いていたのですが、ある時堤防の腹に大穴があいて堤防が破れそうになったときに、その穴の上に稲荷神社を祀ったところ、その後は堤防の破れもなくこの地は豊穣の地になったということで、その名も「穴守稲荷」と呼ばれ、地域の崇敬を大いに集めたのでした。

 その後、「穴守」という文字から女性の病に効くという風聞がたつようになり、女性、特に花柳界の女性たちからの支持を得て、大いに栄え、ちょっとした遊園地のような施設までできました。

 ところが大東亜戦争が始まると暗い世相となって休息に娯楽の場所としての人気が陰りました。そして昭和20年の敗戦を迎えると、進駐軍が羽田空港を拡張することを決め土地を接収。48時間以内に住民は退去せよ、という命令が下されて、元の場所を追い出されたのでした。

 その後地元の支援によって今の場所に移り、やがて社殿も復活して現在に至ります。

 狛犬のお狐さんがなかなかきりっとしたハンサムでした。

  

    ※    ※    ※    ※

 続いて足を伸ばして、「大森貝塚」や「大森の海苔」で知られる大森地区を散策。

 こちらには厳島神社がありました。境内は子供達が集まる格好の遊び場になっていて微笑ましい風景です。

  

 こちらの神社の御由緒を拝見すると、これまたなかなか由緒正しき神社です。こちらの神社はなんとあの源義経や弁慶が当時の玉川を舟で渡ろうとしたところ、折からの南西の風に煽られて漂流し始めたとのこと。

「これは困った」と、陸を眺めるとこんもりした森に社が見えてこれに無事を祈願したところ霊験あらたかにも無事風が治まって陸地につけたのでした。

 この神社こそこの厳島神社だというのですが、早速社殿の修理をして舟を止めたところには注連竹を作ったというのですが、そこからが面白い。

 あるときこの注連竹に黒い苔のようなものが付いていたので、村人が何かと思いきや結構な味がする。酢で食べるといける、というので、翌年に小枝をたくさん置いてみたところ、これにも美味しい黒い苔が付いたとのこと。

 そこでその後いろいろな工夫をすることで乾燥させた海苔として作り上げるに至り、鎌倉将軍にも献上。江戸時代には幕府にも献上して大森海苔として大森の名産品としてのブランドを確立したのでした。

 そんなわけでこの神社こそ大森海苔の守護神として今でも大切に祀られているのです。

 海苔にも守護神があるとは知りませんでした。でもこういう予期しない曰く因縁に触れることができると嬉しくなりますね。とにかく歩いてみるものです。
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憤せずんば啓せず

2008-05-16 23:48:23 | Weblog
 何気なく手許に置いてあった論語を開いて見ていると「不憤不啓」とありました。「憤(ふん)せずんば啓(けい)せず」と読むのだそうです。

 意味は、孔子が師匠として教えるときには「(分からないことに)憤(いきどお)るくらいでなければもう教えることはない」ということだそうです。

 せっかく教えているのに、分からないことを悔しいとも思わないような弟子にはもう教えてあげない、という強い気持ちを表しているとのこと。

 最近の学校で先生がそんなことを言ったらたちまちモンスターペアレントの餌食になってしまいそうです。しかし、確かに教える側にも努力が必要なのですが同時に教わる側にも「習うぞ」という気構えと準備が必要なはず。両方の気が一致しなくては良い教えも正しく伝わらないというものです。

    ※    ※    ※    ※

 そう言えば、禅の言葉に「啐啄同時(そったくどうじ)」というのがありました。卵がかえろうとするときに、雛が卵の中からくちばしで殻をつつくのが「啐(そつ)」で、これに気付いた親鳥がすかさず外からくちばしで殻をつついて破るのを「啄(たく)」と言います。

 まさにこの両方が同時でやっと殻が破れて雛が誕生するというわけです。

 師匠と弟子の間もそういう関係を保つことが出来ると良いですね。

 人の話を聞くときは「不憤不啓」、「一期一会」の気持ちで聞こうっと。

 
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音楽をネットで買う

2008-05-15 23:39:45 | Weblog
 東京は久しぶりの快晴で気温も上昇。やっと五月晴れらしい爽やかな一日となりました。花粉もやっと治まりました。梅雨が訪れるまでの間に外で楽しんでおきたいものです。

 ウィンドウズではないパソコンとして知られるアップル社が、iTunesという音楽配信サービスを行っています。

 このサイトにアクセスしてその名も同じiTunesというソフトをダウンロードすると、ここに掲載されている音楽を有料で買うことも出来れば、音楽番組を聞くことも出来ます。

 まさにインターネットならではの便利と効率を追究したサービスというわけです。私も試みに昔の歌謡曲を一曲200円で購入してみましたが、音質も良くて、納得です。

 音楽もCDという媒体を買ったり借りたりしなくても、データとして考えれば、インターネットで受け渡しをすることが簡単に出来るのです。文章はもちろん、写真も音楽もビデオ映像も、全てはデータなんですね。
 
 しかしながら日本ではまだ音楽やテレビ番組などの著作権の問題がインターネットに対応しきっていないので、こうしたサービスが普及するのに時間がかかっています。

 わざわざ電車で移動してレンタルCDを借りてまた返すという時間とお金を考えると、いかに効率的な社会を目指すことがビジネスにもなるということが実感できます。

 効率化へのニーズはビジネスになる!スローライフの対局にある便利・効率化ですが、便利なものは便利にして時間を余らせてスローライフを楽しめばよいのです。

 新しいことに飛び込んでみる勇気も少し必要です。
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地震と防災

2008-05-14 23:16:53 | Weblog
 国土交通大学で行われる研修の講師として防災公園について説明をしてきました。

 研修は地方自治体の職員を対象としたもので、公園・緑地に関する講義や公園設計の演習などを行うもので、期間は今日から30日までの12日間。どんなに近くに住んでいても、全員この研修所に宿泊をしての研修です。

 今日の私の講義は、防災公園の説明とこの研修期間の中で行う演習の内容説明でした。演習では都内で建設中の公園用地を対象に、公園の基本計画を行い、基本計画図や立面図、断面図などを描いてもらい、それをデジタルデータ化してプレゼンテーションしてもらいます。

 最終日の前日には、班ごとに別れて作成されたプランを各班から発表してもらい講評をすることにもなっています。さて、どのようなプランが出来てくるのか楽しみです。

    ※    ※    ※    ※

 演習の説明が終わって事務局の方と話をしていたところ、「申し訳ないのですが、今日説明をされた公園予定地の図面のデジタルデータをいただけませんでしょうか」とお願いされました。

「デジタルデータをどうするのですか?」
「実は今日の説明では、図面を描いてもらうという説明をして頂いたのですが、実際には受講者の皆さんたちは図面をパソコンで作成するのです。ですからベースとなる図面もデジタルでいただければ、それを元に最終成果を作りやすくなるのです」

「なるほど、私はてっきり図面を紙に描いて、それをスキャナーやデジタルカメラでデータ化するのだと思っていましたが、最初からパソコンで作り込むのですね」

 時代はどんどん進んでいたようです。自分の方が遅れていて恥ずかしく思いました。

    ※    ※    ※    ※

 今日は日本の防災公園について説明をしましたが、同じ時に中国の四川省からは大きな地震による被害が次々に報じられています。

 学校が倒壊して大勢の子供達が生き埋めになったり、たくさんの人たちが犠牲になっているという報道には心が痛みます。

 中国の建物ってやはり日本のような耐震性能は持っていないように思いますし、そこへとてつもなく大きな地震が襲ってきたのではひとたまりもないことでしょう。

 被災者の救助と復旧が進んで欲しいものですが、唯一の道路が土砂崩れで寸断されていて思うように救助部隊も到達できないのだとか。日本では道路がもういらない、という論調が強くなっていますが、本当にこうした事態まで考えているとは思えません。

 必要なものは失われたときに大事さが分かるんですね。日本の防災インフラは本当に大丈夫なのかなあ。
 
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情けない事件

2008-05-13 23:12:58 | Weblog
 古巣北海道開発局で、官製談合疑惑による家宅捜査が行われたのだとか。ホームページでみてびっくりです。

 今の時代にそんなことがまだ行われていたのか、というのが正直な気持ち。逮捕されたという情報の人の中には知人もいて、そういう噂とは最も遠いところにいる人だと思っていただけにショックです。

 本来の仕事とはほとんど関係のないところで、いろんな事件が起こるというのは一体どうなっているのやら。

 今日は頭が整理されません。 

 
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歯が、歯がぁぁっ

2008-05-12 23:08:01 | Weblog
 昨日夕食を食べていると、ガリッと、突然口の中に違和感が発生。なんと歯の詰め物がとれてしまいました。

 仕方がないので、早速職場の近くの歯科に予約を入れて治療をしてもらいました。

 歯の詰め物は周辺の虫歯を削って型を取り、次回に入れることになり、それはそれで一段落。問題は奥歯の歯の痛みでした。

 約一年半前の治療の時に直したはずだったのですが、ときどきかみしめると痛みが出ていたのです。歯科医の先生に相談したところ、「神経は取ってあるので、歯の中ではなくて歯茎の奥に最近が入り込んで炎症を起こしているのでしょう」とのこと。なるほど、強い水圧の水を患部にかけてみると同じ痛みが出ます。

「やっぱり歯の磨き方が足りないんですね。もっと長い時間をかけてブラッシングしてください」と言われてしまいました。

 もともとあまり歯は強い方ではないので、しょっちゅう治療には行く方です。そして、そのたびにブラッシングの注意や指導も受けていたはずなのですが、ついつい油断をして磨き方が甘くなり、そこにばい菌が入り込むという悪いサイクルの繰り返しです。

 改めてこれを機会に心を入れ替えて、悪いところの治療と普段からのブラッシングに気持ちを込めようと思いました。

 悪いところは全部直そうっと。 
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