K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

青竜の風

2006年6月13日曇り

W杯、昨日の対オーストラリア戦、ポロッと先制点をとり、

川口がよく守りましたね・・・・・ですが、終盤、残念 



昨日の会食で、版画家代情房子さんから、

6月上旬・都美術館での朱葉会展の出品作品の絵葉書をいただきました。

ご覧ください

青竜の風 Ⅰ

山脈は代情さんの故郷高山から見える北アルプスです。

一番右が乗鞍岳とのことです。

中央部の館のようなものは高山祭りの屋台です。

屋台の外側をぐるりと周る水色の輪は黄道です。

黄緑色の青竜は古代中国思想で東の守り神です。

ベージュの波のような筋をよくご覧になってください。

文字を図案化したそうです。何という文字かお分かりですか。

今日の最後に答えを書きますね。


この『青竜の風Ⅰ』をお描きになった代情さんからコメントを

いただきましたので、紹介いたします。

水色の輪は、古代バビロニアからギリシャを経て,欧州に伝わっ た

太陽の軌道を表す「黄道十二宮」の図で、右から順に,双児宮、

金牛宮,白羊宮、双魚宮、宝瓶宮、磨羯宮となっています。

ところで古代中国では、同じ太陽の黄道上に28の星座を考え、

その4分の1、つまり7つの星座を

東西南北の守護神、青龍、白虎、朱雀、玄武が

支配していると考えていたとのことで、

この宇宙観は中国を経て、朝鮮、日本にも伝わり、

高松塚古墳やキトラ 古墳の壁画に残されているのです。

そこで、古代の西洋、東洋の宇宙観を融合させ、

同じ太陽を仰いで生きる人々の平和を願いました。

中央の屋台は「竜神台」で、細いせり出しの上に、

絡繰り仕掛けで唐 子が壷を運び、

その中から龍神が飛び出し黄道上に現れたと仮定してください。

以上、代情さんのコメントです。


次回作品はどこから眺めた宇宙を描かれるのでしょうか

守り神は、朱雀かしら玄武白虎


緻密さと配色の美しさ ヨーロッパでの評価が高いとのことです

ぜひ、代情さんのホームページをご覧ください←ココをクリックしてください



答えは壽です。
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