蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

浮世絵の流出にため息

2007年02月01日 | 安曇野を離れて
今朝7時の外気温は0℃だったが、冷たい風が吹きはじめた午後に雪が落ちてきた


ところで思い出しブログは苦笑もの
書き込み途中でお蔵入り記事を敢えてアップしたのは、東京日本橋でプラネタリウムによる「北斎の宇宙」を教えていただいたためです。東京へ用事を作って鑑賞するまでのつなぎですね。すみません・・・

葛飾北斎が面白くて、東京江戸博物館の肉筆浮世絵展(本日現在サイトは健在)へ
アメリカのボストン美術館には版画、肉筆画を含めて相当数点が眠っていたという
そのうちの80点が日本へ里帰り展覧会をやっていた。12月10日までの日本展を終えてからアメリカで開催とか。
礼儀正しいと思う
それにしも浮世絵の海外流出はすさまじい。というより浮世絵に魅せられ多くを所蔵した収集家が立派というべきか。散逸を免れたことは感謝せねば・・・・
そしてヨーロッパの画家達に与えた影響の大きさに、日本人は誇りをもっていいと思う

写真左:A4サイズ 重さ1.08キロの図録  写真右:A4サイズのチラシ 

北斎は他の浮世絵師を圧倒する作品だった。デザインセンスが優れており、”こうあるべき”にとらわれない斬新性が人をひきつけるのだろう
実に愉快な人物である。90歳まで生き、画号は数知れず、画狂人なるサインもある。
日本最初の漫画家でもある
右写真の下に描かれている牡丹絵は北斎の娘作だという
85歳から小布施の豪商宅に滞在し、よきパトロンに恵まれ、岩松院の天井絵も残す
凄い人生だ!その北斎にいっそう陽を当てた小布施町再生プロジェクトも素晴らしい”町おこし優等生”だと思う。何度訪ねても後悔しない
拝借サイトYOMIURI ONLINE 町おこし関連記事

おまけ
小布施には栗の老舗が3店舗あり、なかでも竹風堂は戦略上手のようだ。
サイトにはないが実は栗あんソフトクリームがとっても旨い。残念ながら小布施本店と安曇野のスワンガーデンのみ。軽井沢店では期間限定(4月~11月頃)です
しかもタップリで250円は嬉しい・・・・お客人にも大好評です
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする