蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

「信州上田の魂を比叡山に移す」

2007年02月21日 | 安曇野を離れて
朝日新聞長野版から
『別所温泉常楽寺の半田住職(89歳)が天台宗(総本山・比叡山延暦寺)の第256世の座主になった。天台宗の全国約3千のトップだ
というわけで2月4日に、生まれ育った上田温泉を離れ京へ向かった半田住職の残した言葉』が、今日のタイトルです
常楽寺は北向観世音の本坊であり住職も兼務で、節分には千代の富士(当時)他有名人の豆撒風景をテレビで見た人もいるのでは?

そして上田も比叡山も懐かしいので、上田温泉へ向かう私・・・
”上田温泉の三楽寺”といい常楽寺・安楽寺・長楽寺があったが、長楽寺は消失して再興できぬまま、標識だけが立っているという

常楽寺へ昇る階段のすぐ下の道路わきに、ブルーシート内に大きな道祖神があり、近所から笛が聞こえる。この地区の子供の祭りだという。それにしても簡易ではあるがブルーシートとはなあ・・・・

さて気をとり直して常楽寺から歩こう

歩く順序は常楽寺→安楽寺→北向観世音
常楽台寺の表札(正式な呼び名がわからない)天台宗のお寺だから?
まず重厚な印象で「人懐っこいおっしゃん(和尚さん)」といわれたわりには、近寄りがたい雰囲気を醸しだしているお寺だった。しかし形の美しい建物ではある

安楽寺へ向かう途中の細道に赤くない石のポスト???
その先にはメットを被った仏像・・・いったい何なんだ!
さらにその先に墓石屋さんの看板がありました・・・納得

八角三重塔で有名な安楽寺に到着、なぜかあったかい空気だったような気がする
さあ行くぞ!のアプローチの先には64段の石段。登りきると右手に立派な鐘楼
あらっポスト? 違った

正面の本殿と右手に庫裡  いずれも端正な建造物だ


ここは曹洞宗の禅寺です


そして4つの屋根があるのに、八角三重塔(詳細は安楽寺HP参照してください) お見事!

そして・・・北向観音へ。人ごみで写真は撮れずじまい
『南向きに建てられている善光寺に詣で「未来往生」を、北向きに建てられてる北向観音にお参りし「現世利益」を願わなければ、片参詣りと言われている』

冷えた体を温めに3つある日帰り湯のひとつ大師の湯へ。
浴室からガラス戸越しにロッカーが見える安全・安心の入浴料は150円
見上げれば、そのまんま鬼瓦

余談
■上田電鉄丸窓電車は運行時間帯が合わず断念。そのかわり横川の釜めしをランチに


■近隣鉄道会社数社協賛のポスター。デザイン好きです


■別所温泉駅の名物制服の冬バージョン


付録
文中の丸窓電車や駅制服などは、暇つぶしに当ブログ別所温泉駅へプレイバックしてみてください。
ホンマ我ながらしなの鉄道沿線が好きやなぁと感心する
コメント (4)
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