蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

清水牧場チーズ工房

2009年03月13日 | トレッキング
3月7日野麦峠スノーシュー・トレッキングの集合・解散場所から10分ほどで工房へ行けるよとのことで、解散後一人で向った。


除雪しているから大丈夫!と聞いて来たが、走り始めてまもなく後悔。
細道で各所に大きな水溜りができており、ボコンと片輪がはまると横転するかと思うほど傾く。
ターンできないから前進あるのみ。
なんとか清水(しみず)牧場チーズ工房に到着すると
「すみません今日はなぜか除雪車が来なくて・・・」あ~、力が抜ける

駈け付け1杯の牛乳100ccは一気に喉から食道を通過し心に届く。いつも美味しい”富より健康”松田牛乳を飲み慣れている味覚にも、十分感嘆の声を上げる旨さ。
「おかわり!」
「飲むヨーグルトの試飲もどうぞ」と、小さいカップでお供してきた。
これも・・・・声なし

自宅用に飲むヨーグルトとフレッシュチーズ・クワルクを購入。
3月6日製造のクワルクは甘味も塩味もなくやや酸味のある出来立てチーズだが、クセになります。
翌朝、クワルクに安曇野産巨峰の干しぶどうを載せて食する


そしてお次はこっふぇる梅さんのバタールに、加工用りんごで作ったジャムを載せるとこれまた・・・

 
200グラムカップがまたたく間にご馳走さま

笑い話
・往路若い女性二人組の車と交差するが、ぎりぎりセーフ。「ありがとう」の顔はこわばっていた。
・看板を見落としてしまってどんどん登り、道はますます細くなりタイヤ痕がないから違う!と5回くらいの切り替えしでやっとこさ下り、工房にたどり着く。
この道は牧場に続く道だった。
・松本市奈川と安曇野市穂高が同じ市外局番であることに、今さらながら驚く

笑えない話
移住後まもなくの頃、上高地行きの松本電鉄駅新村駅のベンチで、おじいさんとおばあさんが話していた会話を思い出した。
『奈川のうちの親戚じゃぁほとんど1年中ストーブを出したままだで』

しかしどうしてこんな山奥に牧場を・・・厳冬期の最低気温-20度の世界だ。
牛にとって一番よい環境をとあちらこちら探し求め移動し、理想の地がここ奈川だった。徹底したこだわりから美味しい乳製品が生まれる。
それにしても~~~~である。

特にお愛想がいいわけではないが暖かい応対に、帰路は怖い道もルンルンだった。
初夏にのんびり牧場へ・・・というのもいい
コメント
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