蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

駅シリーズ番外編 姨捨駅

2006年07月16日 | 駅&鉄道
篠ノ井線姨捨駅
因みにここは標高550メートルで我が家は580メートルくらいです。善光寺平が低いので、随分高い駅にいるような気分です。
8日掲載の棚田の熱気があるうちに姨捨駅を紹介しよう
開業は明治33年(1900年)11月1日。駅舎は、昭和9年建築の木造でもう永らく無人駅です
写真左:正面。一見利用客が少なそうな駅舎に大きな自動販売機が並ぶ
写真右:裏(線路側)棚田から眺めるとおぉと感動するデザインです
写真左:正面右手側から。屋根のデザインが複雑で雨漏りの原因になりそう
写真右:正面からホームに入ってきた車両を見る
写真左:線路をまたぐ陸橋は、映画”ET”のクライマックスシーンにいるような気分。
     汚れてきてはいるが、一箇所も破れていないのは地元住民の心意気だろうか
写真右:「おばすて」と読みます。このホームから見える下の線路が篠ノ井⇔松本を結ぶ
■ホームの案内板から
善光寺平の眺望そして鏡台山からのぼる月がゆるやかに里に続く棚田や千曲川に映える美しさは、古来よりこの地を田毎の月と呼んでいる。
姨捨公園長楽寺境内には名月に感動し、更科紀行で詠んだ松尾芭蕉をはじめ、高浜虚子、宗祇法師などの句碑が建てられています。
またこの姨捨駅の近くを走る国鉄は、九つの駅を眺望することが出来特に夜景は素晴らしく、日本三大車窓のひとつに数えられています。
かなり古い看板ですが、当時と景色は変わらずに九つの駅の眺望は健在だと想像できる

余談
姨捨駅を松本にむかって二つめの聖高原駅のホームに菩薩像があり、発車寸前に撮影

何故ここにあるのか?また宿題が・・・・
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まずは乾杯!

2006年07月12日 | 暮らしの積み木
 おのおの方、乾杯の用意はいいですか?

今朝ナスの花が開き、ミニトマトは赤く色づきました
写真左:なすは背丈も伸びて55センチ。葉っぱはやや厚くビロードのような手ざわり
写真右:4株とも健在のトマト。背丈は50~75センチ。同じように育てても差は出る。人間の子と同じ

写真左:たった一つの花に蜂の子どもが・・・花の直径5.5センチ
写真右:まだ小さいけど、ほら赤くなった2個。

■乾杯ついでにヤマアジサイも祝おう
写真左:7日撮影のヤマアジサイ
写真右:12日朝撮影のヤマアジサイ

余談(1)
ところで、ミニトマトの近くにこんな花発見!


どうもソバの花のようだけど・・・・。うぅ、来年は面積広げて~~~

余談(2)
花や木の名前がなかなか覚えられないので、枝に下げたり土に刺したりしている
①天然木と麻紐の名札 ②工具
建築中の現場から頂いた天然木を、亡父の愛用だった40年前のドリルで制作している

③ホームセンターの既製品名札も活用する
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梅、うめandウメ

2006年07月11日 | 暮らしの積み木
まもなく梅雨も明けるだろう。大雨災害の地域にはお見舞い申し上げます。
室内気温25度、湿度75% やはり関西に比べれば凌ぎやすい。

郷土の”うまいもの”に挑戦する
定番の梅酒(2キロ)はさておき、本年は梅酢ドリンクも作ってみました。
ご多分にもれず、体脂肪に不安がある体である。最近は幸か不幸か情報過多により脅迫されているようだ。
【1】そこで梅酢ドリンク!2キロを6月27日に作る。写真右は定番梅酒。どちらも同じように見える


ここまでは全国展開スーパーマーケットJの梅でまかなう

我が棟梁の姉上Yさんから、昨年のつるし柿に続いて梅の収穫のお誘いを受け車を走らせる。

【2】昨夏ご馳走になった甘梅が非常に美味しかったので、本年はトライ!
①梅の収穫は脚立に乗り、戸隠で買った根曲がり竹の背負い篭に、もいでは投げもいでは投げる。一宿一飯ではないが、頂くお礼にたくさん手伝おうと意気込んで働くが、終わってみれば自分の頂く分量しか収穫できなかった。おまけに奥さんが落ちやしないかと心配気に見守るため、ご自分の作業がままならず、かえってお邪魔ムシだった。トホホである

写真左:たわわに実る梅。今年は少しヤニがつき、中に虫がいるといけないのでそれは捨てる
写真右:私も脚立に乗り収穫の真似ごとをさせてもらった。

自宅に帰り
②洗って乾燥(写真左) 虫除けカバー付の篭をホームセンターで見つけた
③梅、砂糖、赤しその順に容器に詰め、リカー少々を振り掛ける(写真右)
  道具の瓶は梅を上から叩いて割るため、右のバケツはゴミいれ

■さて赤しそに問題が生じる。葉は縮れて赤のみ、つまり葉裏がグリーンは美味しくないとアドバイスがあったので、せっかく翌朝9時15分掘金物産センターに到着するもすでに棚はもぬけの空。「次は何時に来るかわからん」と申し訳なさそうな返事。結局そばにおられた青しその納入農家Mさんが切ながって、私を自宅の畑へ誘導し「要るだけ切って持ってゆきなさい」とハサミと新聞紙を置いてゆく。うひょう!いいんですかぁと言いつつたっぷり頂きました。
写真左:Mさんのしそ畑
写真右:はやくも向日葵が咲いていた(いずれも携帯電話カメラ)
持ち帰ったしその束 

さあお茶でもどうぞと奥様からお誘いが・・・・。
しかしすでに干してる梅が待ちわびているぞ、困ったなあと思案しつつ話が盛り上がり、辞したのは正午前。2時間も油を売っていたことになる。
こちらでご馳走になった”ふきの甘酢漬”は、たいそう上品で美味でありました。来年の春、作り方を教えてもらいに来る約束ができてしまった。政治経済文化芸術(?)、長野県知事選挙の話など、長いお付き合いのような波長の合うご夫婦でした。

【3】梅味噌 とりあえず1.5キロ
梅、砂糖、味噌を重ねて詰めるだけ。梅は後日とりだすので梅のエキスを味噌にしみこませる郷土食。どんな味がするんだろう。
おやっ、いつ頃梅を取り出すのか聞き忘れてしまった!

感謝感謝の梅騒動は終わり、ちょっとお疲れさん。おやすみなさいzzzzz

■7月12日追伸
余談ですが、散歩道脇に小粒の梅を発見した顛末報告。
勿論住人なし、つるが絡まり繁るに任せた木です。先日思い切って40粒を失敬してきました。
写真左:直径1.5~2.5センチ。根気よく煮詰めつぶしながら種を除く
写真右:フランスパンに載せて食す。適度な酸味にgood
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”田毎の月”の棚田を訪ねる

2006年07月08日 | 安曇野を離れて
全国には数え切れないほどあるであろう棚田

サイト「棚田百選」は写真が大変美しいです
農村環境整備センターの棚田サイトはやや小難しいサイトですが参考まで。

長野市や小諸・軽井沢へ行く時、JR篠ノ井線の「姨捨駅」から棚田がみえます
今回は途中下車して散策することにした
遠くかすんで見える盆地は善光寺平


坂の途中に建つ石碑:『名月の里 棚田 発祥の地』(向こうは善光寺平)


棚田4景(並べてみると説得力に欠ける画像だ))

保存の一助にとオーナー制度の導入は先駆者的存在の棚田である

笑ってしまう毛虫?
写真左:昼寝中
写真右:遠くで見つけて、葉っぱの変色と勘違い。接近してギョ!

写真左:こうでなくっちゃ
写真右:アスファルトの割れ目から咲くヒメジオン
     ニュースで”ど根性大根”ってのがありましたが・・・・
     すべからく植物は根性があると実感しています

余談①田毎の月
  和歌に詠まれた名所は、区画の小さかったこの棚田の水面にかかる月を表現しました
余談②
  姨捨伝説の舞台は姨捨山です
余談③姨捨駅
  JR姨捨駅はスイッチバック式で停車します。初めて乗車した時、何も告げず
  いきなりバックしたのには驚いた。
  松本から向かうと駅へ進入後停車し乗客を降ろす。
  その後バックし、また一旦停止し下り方向の線路で長野方面へ走ります
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安曇野の駅シリーズ 中萱

2006年07月06日 | 駅&鉄道
安曇野圏内(個人的見解による)の駅は下記のとおり
①梓橋(掲載済)
②一日市場(ヒトイチバ。どうしてこう読めるのか?掲載済)
③中萱(ナカガヤ)本日掲載
④南豊科
⑤豊科
⑥柏矢町(ハクヤチョウ)
⑦穂高(掲載済)
⑧有明(掲載済)
⑨安曇追分(掲載済)
⑩細野(掲載済)
⑪北細野(掲載済) 
⑫信濃松川(昨年12月悲願の上り1本特急停車を実現)
⑬安曇沓掛
⑭信濃常盤

さて中萱駅
義民の里として有名な三郷明盛地区にある駅で、大正4年開業で駅舎は昭和61年に改築された
写真左:近くの貞享義民社を模した神殿風の木造駅舎
写真右:多田加助の顕彰碑と駅舎

写真左:駅前ロータリーにもホームにもたくさん咲いていた花
写真右:なぜか待合室にかかっている看板【飲む特は、じっくり吟味、肴も飲み方も。】
     サブタイトル『適正飲酒の10か条』
養生訓だで、全文紹介するだ
□笑いながら共に、楽しく飲もう □人に酒の無理強いをしない
□自分のペースでゆっくりと   □薬といっしょには飲まない
□たべながら飲む習慣を     □強いアルコール飲料は薄めて
□自分の適量にとどめよう    □おそくても夜12時には切り上げよう
□週に2日は休肝日を       □肝臓などの定期検査を
  国税庁 厚生省 社団法人アルコール健康医学協会 と下に文責者名が・・・

さて西へ歩進めると貞享義民記念館があります
貞享は”じょうきょう”と読み、江戸時代の元禄の前の元号で1684年~1686年を指す
貞享3年(1686年)松本平で、多田加助他生きる権利を主張して戦った人達を顕彰した記念館です。
写真左:貞享騒動の立体映像(トリックイマジネーション)が鑑賞できる
写真右:ポスターの上部。最初に見たのは穂高図書館の入口にある掲示板だった。
     かなり強烈な印象があり、いつか訪ねようと思っていた(10年前制作のもの)
     

写真左:貞享義民社 記念館前にあり加助神社とも呼ばれる
写真右:顕彰碑 円柱は固い団結 円錐は意思 天を貫くを表し、中央は霊を永遠に讃え祀る  

写真左:駐車場から見えた「宮本屋」。菓匠としては10年だが建物は100年前だそうだ
     加助さんのとおい親戚筋だということでした  
写真右:全国菓子博覧会会長賞を受賞した「義民の里」(皿の上)

ふるさとを代表する義民銘菓のひとつ。カステラ生地をソフトで口溶けのよいホワイトチョコレートでコーティングし、アーモンドのスライスがのっている。ほかに北海道産の小豆を使った「加助最中」(写真右端)もあります
宮本屋 電話0263-77-2023 火曜日定休

余談
大阪キタにこの義民に感動した「加助」という名の居酒屋さんがあるそうです
機会があれば探して覗いてみようと思う
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ついにミニトマト栽培を開始

2006年07月03日 | 暮らしの積み木
今朝は涼しすぎる
午前7時外気温20℃ 室内気温22℃ 天候は曇ったりほんのちょっと晴れたり

となり村松川を散策中にムムム・・・と。

移住当初も今でも、新しい交友関係が始まると「畑やってますか?」と聞かれる。
長いマンション暮らしの上、農経験がないから途中で投げ出すのも困るし留守に出来ないのでは?と敬遠していた。
しかし挑戦する気になったのである。ほんの真似事だが
「今頃夏野菜の苗って言われても・・・」と農協、園芸店、スーパーマーケットで入手できない。まったりくまさんからの紹介で松川村の『夢ふぁーむTOYA』を訪ねたのが6月27日。

ここの農園では7月上旬からブルーベリーの摘み取り体験ができます

ミニトマト4本 米ナス1本の苗を分けていただき、早速土作りから始める
(1)なにせ砂地で水はけが良すぎるくらいなので、黒土と堆肥を混合し畑の準備
(2)植え方を丁寧に教わってきたので植えつける
   トマトはポットから出し寝かせた状態で埋める。「いずれ立ち上がります」ときっぱり!
(3)ナスはちょっとおどけて古い底の抜けた木製植木鉢カバーで囲う
写真左:すでに実がついているが、指示どおり寝かせて植える。茎の長さは平均40センチ
写真右:ちょい小粋なナス畑 高さ35センチ

注意すること:トマトのこれから出てくる脇芽は実の成長のため摘むこと
  (摘んだ葉は試しに土に刺しておいた)
さて、ヨーイドン

今日は”ここまで大きくなりました”報告
写真左:4株とも立ち上がり、支え棒にくくりつける。現在直径1センチ以上の実が16個
写真右:実の拡大画像(ほんの小さい黄色の花がひとつ)

なすは写真の高さの真ん中あたりに小さい花がスタンバイ(恥ずかしがり屋?です)


■新しき 命あずかる 夏野菜

近所の子どもが「家で採れたラデッシュだよ」と見せに来た。ムムム・・・
これも植えておけばよかった!いやいや初心者は欲ばらない
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ようこそヤマアジサイへ

2006年07月01日 | 庭まわり
29日夕刻初めてヒグラシの鳴き声を聞きました。優しくもありもの悲しくもあり、やや低い鈴がカナカナと聞こえるような声で。鳴き声付の便利なセミ・サイトがあって確認できました。しかし世の中には実にさまざまなサイトがあって感心します。

さて時期として紫陽花
晴れやかな大ぶりより素朴なヤマアジサイに惹かれます
昨年白馬の道の駅で購入の我が家のヤマアジサイの花が咲きました、ホッ
写真左:29日朝撮影。やっとらしくなってきた
写真右:7月1日朝撮影。萼(がく)が白からピンクへ

一般的な手まりのような紫陽花はセイヨウアジサイで、日本原産のガクアジサイを改良したものだそうです。
アジサイに限らず同属でも山ほど品種があるので、乱暴だがここではとにかくヤマアジサイでくくる。
「白馬道の駅」園芸屋さんの話では、10年くらい前白馬の山中で群生していたのを発見され、増やした品種だということだった。

安曇野・山麓線から山側へはいったそば処「時遊庵あさかわ」では前庭も奥庭も一面に紫陽花が咲き誇っています。手入れと立て札からオーナーの心根が伝わる

写真左:めだかが泳ぐ池『そうっとのぞいてみてごらん。めだかがお遊戯しているよ』
写真右:強烈な黒姫山あじさい
あたり一面あじさいだらけ。山あじさいが1,000株あるそうです
写真左:『雨にうたれてうす紅もやす 山あじさいは二重紅』
写真右:『渓の流れを見つめて咲いた 山あじさいは夢模様』
写真左:美しい!はずだったが、撮影テクだめだ
写真右:『こんにちわ!お願いがあるだ ふまれると痛いだいね はいらないでおくれ!草花より』
見学はちゃんと通路を散歩ましょう
そのほかそばの花がいっぱい咲き始めています

写真左:あけびのトンネル
写真右:山ぶどうのトンネル。いずれも10月のお楽しみ
信州の山小屋や道の駅では”やまぶんどジュース”を見かけます

時遊庵あさかわ
電話:0263-83-3637
定休日:水曜
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