6日朝安曇野案内サイトの「自然イベント」を眺めていたら【明日の野麦峠】があるではないか!
それッ!と連絡すると参加OK。集合場所は「野麦街道川浦歴史の里」
奈川自然案内人の会主催。
かねがね野麦街道を歩きたいと思っていた歴史の道。
来年のスノーシュー・トレッキングは体力的に行けないかも知れない。渡りに船である。
7日朝6時50分に自宅を出発。1時間半で集合場所へ到着。奈川はかなり雪深い地域だが合併して松本市である
8時半スタート。すでに標高1300メートルくらい
清水牧場チーズ工房への看板前から、スノーシューを装着して、いざ!
「あゝ野麦峠」の舞台となった旧野麦街道。行き倒れそうな人を救うための室が改修し保存されている
その先には行き倒れになった比丘尼の碑もある
昭和に植林されたカラマツの林は、あまり間伐が進んでいない
造形的には美しく映るが
自然林はやはり美しい
1672メートル野麦峠着。標高差300メートルほどを登ったことになる。
主人公みねと背負う兄の像がある。ここでみねが「飛騨が見える」と息絶えたと作品にはあるが、実際には見えない。
会長Tさんの話では
当時は自宅にいて働くのはもっと過酷だ、と製糸工場をめざした少女や町への憧れもあったという。田舎の娘が原宿に憧れるように・・・
?年配のおじさんガイドがしゃれた表現を、と思ったら、東京出身の山男でありました
展望台に小さく観音像が見える。がんばって登ればよかったと後悔しきり。
ホームページInf oAtlasさんから拝借画像
横浜の貿易商の寄付で建造された観音様である。輸出品となった生糸は、明治時代若い少女達が岡谷や諏訪で懸命に働いたおかげだと・・。だから観音様は諏訪方面を向いている
お地蔵さんもいるよ
8年前に寄付を集め、松本市の石工により建てたもの。こちらも遥か諏訪方面を向いている。雪のベレー帽を被り小首をかしげる愛らしいお地蔵さんだ。
慎重1メートル20センチ?くらい
昼食はガイドスタッフの手作り「豚汁」で温まる
手作り雪のベンチに腰掛け、持参サンドイッチ(おにぎりは凍る心配あり)で腹ごしらえ。美味しかったこと
遠くから乗鞍岳が我々を眺めている。乗鞍岳は、主峰・剣ヶ峰とそのほかに
大日岳、屏風岳、摩利支天、富士見岳などの高峰の総称。
乗鞍高原からは見えない屏風岳がここ野麦峠からは見える。
左から屏風岳 大日岳 剣ヶ峰。手前のお碗は高天ヶ原
美しく輝くウダイカンバ(説明を受けた時の記憶が間違っていなければ)
の冬芽。やわらかい陽を枝いっぱいに感受し、とにかくとにかく美しかった
このような過酷な道を今では、美味しいものを食べ、暖かいお茶を飲み、防寒服に身を包み、わらじの代わりにスノーシューを履いて・・・・
春になれば車で岐阜方面へ越えられる観光道路もある。
感謝せねばバチがあたる
新緑のころ再訪したいものだ
余談1
スノーシューとは?・・と検索したら
ネコの一品種。アメリカ原産。短毛種。四肢に白い斑点を持つのが特徴で、名前の由来でもある。なめらかな被毛と、やや長めの体を持つ。
あらら~
人好きな性格で、雪ぐつをはいているように見えるところから命名されたそうです。
まっ、和かんじきの西洋版といったところです
余談2
奈川自然案内人の会が探しあてた「ミズナラの巨木」を松本市の巨木指定に申請していると、会長さんは嬉しそう。
巨木にはカツラやブナやヒノキなどは多いが、ミズナラは珍しいと思う。
(Web検索では、岐阜大学位山演習林内のミズナラが記録されていた)
それッ!と連絡すると参加OK。集合場所は「野麦街道川浦歴史の里」
奈川自然案内人の会主催。
かねがね野麦街道を歩きたいと思っていた歴史の道。
来年のスノーシュー・トレッキングは体力的に行けないかも知れない。渡りに船である。
7日朝6時50分に自宅を出発。1時間半で集合場所へ到着。奈川はかなり雪深い地域だが合併して松本市である
8時半スタート。すでに標高1300メートルくらい
清水牧場チーズ工房への看板前から、スノーシューを装着して、いざ!
「あゝ野麦峠」の舞台となった旧野麦街道。行き倒れそうな人を救うための室が改修し保存されている
その先には行き倒れになった比丘尼の碑もある
昭和に植林されたカラマツの林は、あまり間伐が進んでいない
造形的には美しく映るが
自然林はやはり美しい
1672メートル野麦峠着。標高差300メートルほどを登ったことになる。
主人公みねと背負う兄の像がある。ここでみねが「飛騨が見える」と息絶えたと作品にはあるが、実際には見えない。
会長Tさんの話では
当時は自宅にいて働くのはもっと過酷だ、と製糸工場をめざした少女や町への憧れもあったという。田舎の娘が原宿に憧れるように・・・
?年配のおじさんガイドがしゃれた表現を、と思ったら、東京出身の山男でありました
展望台に小さく観音像が見える。がんばって登ればよかったと後悔しきり。
ホームページInf oAtlasさんから拝借画像
横浜の貿易商の寄付で建造された観音様である。輸出品となった生糸は、明治時代若い少女達が岡谷や諏訪で懸命に働いたおかげだと・・。だから観音様は諏訪方面を向いている
お地蔵さんもいるよ
8年前に寄付を集め、松本市の石工により建てたもの。こちらも遥か諏訪方面を向いている。雪のベレー帽を被り小首をかしげる愛らしいお地蔵さんだ。
慎重1メートル20センチ?くらい
昼食はガイドスタッフの手作り「豚汁」で温まる
手作り雪のベンチに腰掛け、持参サンドイッチ(おにぎりは凍る心配あり)で腹ごしらえ。美味しかったこと
遠くから乗鞍岳が我々を眺めている。乗鞍岳は、主峰・剣ヶ峰とそのほかに
大日岳、屏風岳、摩利支天、富士見岳などの高峰の総称。
乗鞍高原からは見えない屏風岳がここ野麦峠からは見える。
左から屏風岳 大日岳 剣ヶ峰。手前のお碗は高天ヶ原
美しく輝くウダイカンバ(説明を受けた時の記憶が間違っていなければ)
の冬芽。やわらかい陽を枝いっぱいに感受し、とにかくとにかく美しかった
このような過酷な道を今では、美味しいものを食べ、暖かいお茶を飲み、防寒服に身を包み、わらじの代わりにスノーシューを履いて・・・・
春になれば車で岐阜方面へ越えられる観光道路もある。
感謝せねばバチがあたる
新緑のころ再訪したいものだ
余談1
スノーシューとは?・・と検索したら
ネコの一品種。アメリカ原産。短毛種。四肢に白い斑点を持つのが特徴で、名前の由来でもある。なめらかな被毛と、やや長めの体を持つ。
あらら~
人好きな性格で、雪ぐつをはいているように見えるところから命名されたそうです。
まっ、和かんじきの西洋版といったところです
余談2
奈川自然案内人の会が探しあてた「ミズナラの巨木」を松本市の巨木指定に申請していると、会長さんは嬉しそう。
巨木にはカツラやブナやヒノキなどは多いが、ミズナラは珍しいと思う。
(Web検索では、岐阜大学位山演習林内のミズナラが記録されていた)