星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

かつては戦乱の地、、、今は温もりの街

2005-05-05 | …まつわる日もいろいろ
GWの最後にちょこっと、、
お城のある街へ出掛けてきました。

大正時代のつくりのお店がたくさんあって、
骨董店、陶器・漆器の店、染物の店、喫茶店、、ひとつひとつ覗いていけばきっとまた楽しい旅が出来るだろうと思われましたが、今回のメインは史跡をめぐる旅。

市内バスを待っていると、、、
ビニール袋片手にゴミを拾いながら来るおじさん。。でもなんだかスーツ姿。
煙草の吸殻を丁寧にひとつひとつ挟んで、、、。近くへいらしたので、脇へ退くと、、「いや、すいません」「…あ、いえ、ご苦労さまです…」
「観光の方ですか」と訊かれるので、ハイと答えると、「ワタシ、ここの市長やっとります!」
・・・は? 市長さん?

国民の休日、、、私達とちょっと立ち話をして、市長さんはまたゴミを拾いながら、今度は、駐在所に立ち寄って、お巡りさんに声を掛けて行きました。。。偉いですね。
市長さんの心掛けが街のみなさんに伝わってるのでしょうか、、、そういえば、街はとても清潔で、歌壇にはお花がいっぱいで、、、翌日の子供の日には、商店街でお祭りをやっていましたが、、まあ、街中の家族が集まったかと思われるような賑わいで、、、これから巨大巻寿司をつくります~、とアナウンスしていました。。きっと市長さんも一緒に巻いていらしたのかもしれませんね。