星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

本日の夕刊より

2005-07-20 | 文学にまつわるあれこれ(ほんの話)
さて、、、Rock週間終わり。

 ***

私は蓮實重彦氏の文章が苦手である。。単に読解力が無いだけかもしれないが、、、わからない。
クロード・シモン追悼記事の中、、、

   小説は物語ではない。何よりもまず、
   世界の記述でなければならない。
   しかも、その再現に行きつくことのない記述は、
   どこまでも断片化される描写によって、
   世界に向けられた思考を透徹した視線へと変容させてしまう。

途中まではすごくよくわかる、、、「透徹した視線」、、、ここでわからなくなる。いや、前後の文章を読めば、シモンの文の断片に思わず惹き付けられて、通読とは異なる言語の刺激に魅了される、ということを言っているんだと、わかる。でも、、、、「透徹した視線」、、、って何だ。

こういう文章は、、、苦手だ(キライだ、と言ってもいい)。