星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

説明するのはむずかしいけれど、、だけど君につたわれ。。

2007-11-15 | …まつわる日もいろいろ
このところ、 美しい青空がひろがっています。

おととい、 鮮やかに晴れた午後の空と、
細い月の掛かった夕刻の空と、
ほぼおなじ位置で撮ってみた。





きらきらの青と、、





天球を染めるオレンジ、、

この日、思いがけなく『徹子の部屋』で、ワレリー・ゲルギエフさんのインタビューを
みることが出来ました。
ゲルギエフさんは最後におっしゃいました。
「自然と音楽は似ていると思いませんか?」
、、「それを説明するのがむずかしい、、という点に於いても」

ゲルギエフさんの心の中で音楽と深く結びついているのが、
故郷の高く険しい山と、森と、急流の川、、そういう自然だというお話を聞いて、なんだか納得。
ゲルギエフさんから感じる音楽への烈しい情熱や、熱い想いというものと、そのお話は、
すごく通じ合うと思えたから。
、、 私はゲルギエフさんがそういうお話をする時の、まっすぐに見据える眼のチカラに
いつもドキドキしてしまいます。 すっごく素敵だと思うの。 あんな眼で見られたらどうしよ
、、って思ってしまうくらい。。

 ***

ところで、
いま、 月の周りをまわっている「かぐや」。。 そこから届く映像。
しん、と静まり返った(ようにみえる)漆黒の宇宙と、ごつごつした鉛色の月の地平線の彼方に
ちいさな青と白のみずみずしい地球がうかんでる。。 なんて綺麗なんだろ、、ね。

あんなちっちゃな青い星の中で、生を受けているだけでも不思議なことなのに、
そんなちっちゃなちっちゃな、宇宙からしたら微生物より小さいような、取るに足らない生命を、
救ってあげたいだなんて、誰かが思ってくれていたり、、、
あるいは、、 誰かのことを愛しくてたまらなくてずっとずっと胸に思いつづけたり、、
そしてまた、、 自分の情熱をいっぱいに傾けてなにかを語ったり追求しつづけたり、、
そんな人間があのちっちゃな青い星の中に存在しているなんて、なんてミラクルで
素敵なことでしょう、、ね。    、、、ねぇ、、、?

 ***

、、、 明日からは寒くなるんですって 、、、

風邪ひかないでね。。