「Dresoden」
「エルベの真珠」「エルベのフィレンツェ」といわれた、エルベ河畔の美しい古都が、ドイツのドレスデンです。
ここは「クリスマスツリー」の発祥の地」でもあるんですよ~~♪
そうそう、クリスマスのお菓子「シュトレン」もドレスデンが有名です! →
ゲーテもこの地で、エルベ川を眺めながらドレスデンを賞賛したそうです~~♪
18世紀に華やかなバロックの都に発展をし、絵画・音楽・建築面ではドイツ有数の芸術の町となったのですが、第二次世界大戦時の1945年2月13日の夜から14日未明にかけて連合軍による大空爆で町はすべて焼かれ灰と
なりました・・・。
1990年の東西ドイツ統一後、それまで放置されていた教会やお城の修復が始まりました。中心部のエルベ河畔には、現在も工事中の場所が見られますが、旧市街はかつてのバロックの街並みがそのまま復元され、古都の優雅な姿を見ることができます。
「ツヴィンガー宮殿」
ドレスデンのシンボルとなっている宮殿。バロック建築の巨匠・ペッペルマンによって
造られました。ツヴィンガーというのは「要塞」という意味なのですが、建築当時の選帝候は元々あった要塞を壊して「温室のオレンジ園」を造ろうとしたらしんですが・・・
。完成したのは中庭を取り囲むようにしてパビリオンと回廊で繋がれたコロセアム風の建物でした。
広い中庭では演劇や騎馬試合も行われたそうです。今、内部は「美術館や博物館」になっています。
なかでも「アルテマイスター絵画館」にはレンブラントやルーペンス・・・数多くの有名
な画家の絵が展示されています。
特に「ラファエロ」の「システィーナのマドンナ」は見逃せない!
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「ブ
リュールのテラス」
エルベ川に沿って見晴台もようにバルコニーが建設されています。 ←この階段をあがります。
アウグスト三世の親友で芸術に秀でていたブリュー
ル伯爵が1738年に造らせた憩いの庭園で、1814年から一般に解放され「ヨーロッパのバルコニー」と呼ばれるように、ここからのエルベ川の景観はとって
も美しい~~♪
→ドレスデンの「初雪」の日に訪問しましたので、木々もこんな風に「雪化粧」・・・寒かったけど美しい風景でした~~♪
テラスから見た「新市街地」と「エルベ川」です。
「ドレスデン城」
大戦
でかなりの部分が焼失しましたが、アウグスト通りに面した馬小屋は損傷が少なく、馬小屋の外側に描かれた「アウグスト強権王」の「君主の行進」と題したタイルの壁画を今でもきれいに見ることができます。 
101mに及ぶ長さ、マイセン焼きのタイルが25000枚も使われいます! 
1200℃で焼かれたマイセン磁器なので、連合軍の空襲で城が炎上したときもこのタイル画だけは炎に耐えたのです!
「聖母教会」
ノイ
マルクト広場にある聖母教会は11世紀に創建された由緒ある教会です。
18世
紀に塔の高さが95mという大きなバロック様式に建替えられましたが、大戦で「瓦礫」と化しました。長い間そのまま、モニュメントとして残されていました。
1994年からの再建は、「すべての瓦礫に番号を貼り、
整理し」世界最大のパズルと言われた作業を経て元の場所に戻されています。 
どうしても見つからない部分や無くなってしまった部分は、エルベ川の周辺で採れる石を使っていますので、「色の違い」がよく分かります。
内装も見事によみがえってすばらしいものです。
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←「ゼンパー・オーパー」
「 オペラハウス
」です。
毎年5月の下旬から6月上旬に開かれる「ドレスデン音楽祭」の会場としても有名です。ヨローッパ屈指の建物と言われる建築にも注目!
中欧の国々の町は、どこに行っても「マルクト」を中心に「宮殿」「教会」「オペラ座」があり、どれも豪華で荘厳でめを見張る建物ばかりでした。
当時の権力者達の「力の偉大さ」が想像以上のものであったことを改めて強く感じました!