「もったいない! 捨てればゴミ、再利用すれば資源」
とうことで「ゴミの処理と減量化」についてのお話を聞き、「ゴミ処理場」の見学という学習でした。
私の町のゴミの分別は、比較的楽・・・(苦笑)。
スーパーの袋でも収集してくださるし・・・、粗大ゴミも500円券を貼ればOK.
それに「週三回の可燃ごみ」の収集がありますので、夏場は本当に助かります。
一応、決められた分別はきちんとしていましたが、収集された後の「ゴミ」がどのように処理されているか・・・には、あまり関心はありませんでした(苦笑)。
今日、施設を見学させていただいて、ゴミ処理の大変さ、今後の課題がよく分かりました。
住民から収集された、ペットボトル、ビン(色分け)、不燃物、新聞雑誌、粗大ゴミ・・・集められたゴミは、処理場で様々なリサイクルのための仕分けが行われていました。
仕分けして、それらを専門の業者さんに引き取っていただくのだそうです。
そして、ゴミがリサイクルされると、↓こうなるのだそうです。
「カン・ビン」→鉄・アルミ・ガラス・・・
「ペットボトル」→プラスチック製品
「生ゴミ」→堆肥、炭化、バイオガス・・・
「剪定枝」→堆肥、チップ、炭化・・・
「可燃ゴミ」→発電、RDF、炭化・・・
「不燃ゴミ」→鉄、アルミ、RPF・・・
「焼却灰」→スラグ、メタル、レアメタル・・・
こう聞くと、「無駄になるゴミはないんだぁ~~!」と思ってしまうのですが・・・、
では、すべてを資源として考え、すべてをリサイクルすればいいのでしょうか?
リサイクルには、「エネルギー」と「費用」が必要なんです!
そして、エネルギーを使うと、温室効果ガスの排出につながります。また費用も、今の自治体の厳しい財政状況を考えると・・・難しい。
そして、
「捨てる場所がない」という問題も出てきているのです。
最終処分場の枯渇、温室効果ガスの増加で、地球温暖化問題もいわれています。
こうなると、「リサイクル」より「減量化」を!
使い捨てのものは使用しない、ものを大切にする、生ゴミ対策(水キリ、堆肥化)・・・と、普段の生活の中で、「ゴミに対しての意識」を持ち、ちょっと工夫すればできることばかりですね。
とても大切な勉強をさせて頂いた時間でした。